最近、テレビ東京の番組、ワールドビジネスサテライトで「100年に1度と言われる不景気」というテーマで世界中の識者にインタビューを行っている。
「100年に1度の不景気」というフレーズで思い出したのは昨年の職場にいたときのとなりの人の言葉。
いま不景気と言われるけれども、これまでが好景気であっただけで、この不景気と呼ばれる状態が普通なんだ、と。18世紀の産業革命以来、確かに人類の生活は豊かになったが、そのような革新的な出来事が起こらない限り不景気になる。ローマ帝国滅亡以降、ルネッサンス以前の1000年に及ぶ中世ヨーロッパが暗黒の時代であったように、これから1000年くらいはまたこんな不景気の時代が続いていく、と彼は予想していた。
確かに中国の歴史でも北方民族に脅かされることが少ない反映した時代というと7世紀に成立した唐くらいまで遡らなければならないだろうし、イスラム世界の興隆は12世紀ころ、モンゴル帝国は16世紀だったろうか。これらの国が最強と言われた時代は100年くらいだったろうし、その後は緩慢に衰退していっている印象がある。
現代では経済がグローバル化したため、アメリカの不況が世界中に広がり、ある国だけが衰えるのではなく、世界中が衰退していっている感がある。そう考えるとこれから世界中が衰退期に入ると考えられる。
これから地球温暖化、石油の枯渇、アメリカの衰退など時代が大きく変わっていく要素、特に悪くなる方へ変わって行く要素は多い。いくつかは技術の革新により乗り越えられる可能性があるが、困難なものもあるだろう。
これから1000年くらいは昔を懐かしむ暗黒の時代がやってくるのかもしれない。
Author:中山 有
1981年9月12日生。千葉県内在住。
沢登りと関東周辺の県境縦走を趣味とする。都庁山岳部所属。
あとMacを使うのが趣味。
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