島ノ中ニ有リblog

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世界のあちこちに燃え続ける火

 世界のあちこちに燃え続ける火があるそうだ。

 まずは有史以前から3つ。

オーストラリアの通称『燃える山』

 オーストラリアの通称『燃える山』は、ブリスベンとシドニーを結ぶ高速道路上にあるWingenという村から、北に5キロの位置にあります。

 『燃える山』も例外ではありませんが、その地下約27メートルには『炭層』(石炭を含む地層)があります。推定5,500年前から炭層は燃え続けており、その炎は地球最古ともいわれています。

5,000年以上つづく火災、地獄の業火と聖なる炎 | sign

トルコ・キマイラの燃える岩

 トルコのヤナルタス山という岩山に、数千年も燃え続けている不思議な場所があります。

 この炎について触れられている最古の記録は今から2500年前という事で、少なくともそれ以上の期間燃え続けていることになります。

地球最古の火。数千年前から燃え続ける太古の炎。 | ミネルヴァのトリビア

ニューヨーク郊外・エターナル・フレイム・フォール

 ちょうど滝の裏側で、小さく灯っていることから、この滝は「Eternal flame fall(エターナル・フレイム・フォール)」と呼ばれています。

地球最古の火。数千年前から燃え続ける太古の炎。 | ミネルヴァのトリビア

 20世紀以降から3つ。

アメリカ・ペンシルバニア州セントラリア

 アメリカ・ペンシルバニア州にあるセントラリアは、19世紀から炭鉱産業で栄えた町です。しかし1962年5月、大規模な坑内火災が発生しました。莫大な予算を要するために政府は消火活動を断念し、住民は立ち退きを迫られました。町はゴーストタウンと化し、現在も地下で炎が燃え続けています。煙と有毒ガスの噴出もいまだ止まっていません。

5,000年以上つづく火災、地獄の業火と聖なる炎 | sign

インド・ジャリア地区の炭鉱火災

 地下で炭鉱火災が発生して以降、住民たちは燃え上がる炎の上で生活しています。裸足では生活できないほど地表の温度は高く、有毒ガスの噴出や家屋の倒壊も続いているようです。しかし多くの住民は、貧困のためにこの地を離れることができないといいます。

5,000年以上つづく火災、地獄の業火と聖なる炎 | sign

トルクメニスタン・ダルヴァザの炎

 トルクメニスタン・ダルヴァザの炎は、住民たちによって『地獄の門』と名付けられました。1971年の落盤事故で地表に穴が開き有毒ガスが発生、その噴出を食い止めるために放たれた炎が今でも燃え続けています。技術的に消火は難しく、またガスがいつ燃え尽きるのかもわかっていません。

5,000年以上つづく火災、地獄の業火と聖なる炎 | sign

 有史以前から燃える火はどのようにして火がついたのだろうか。山火事のような自然発火によるものなのか、人類が火をつけたのか。ギリシア神話では火はプロメテウスがもたらしたもの、とされているが、自然に燃える炎に神秘を見いだすのは不思議はない。後者もまたフグやこんにゃくを食べ物として克服した人類なら可燃性ガスの出るところに火をつける偶然もありえる。いずれにしろ人類史のロマンを感じる。

 一方で20世紀以降の火はもっぱら炭鉱火災によるものだ。燃料としての石炭を取り出すのが目的なのに火がついてしまうのはもったいない。風呂好きの日本人なら、鎮火できないとしても強制的に水を注入して温泉がわりにするしてしまいそうだ。

 国内にも同様に燃え続ける火がある。

 雪深い夕張市本町の東側の山腹に、冬でも雪が積もらない一角がある。大正期に北炭が開発したものの、発生した坑内火災が鎮火しないまま閉鎖された「神通坑」の痕跡だ。

(中略)

 北炭は18年(同7年)、各坑口の名称を「天龍坑」「最上坑」といった河川名に改めた。坑内火災の発生防止を願ったとされ、第5斜坑は日本海の富山湾に注ぐ神通川の名前となった。

 だが、その後の歴史は短かった。24年(同13年)に、現在のマウントレースイスキー場付近にあった松島坑と地下でつながり、出炭は松島坑側から行われるようになった。翌25年(同14年)に神通坑側で坑内火災が発生。坑口は密閉されたが、以後90年以上にわたって地下でくすぶり続けているという。

湯気立つ無雪の山肌 夕張「神通坑」 90年前の坑内火災、未だ鎮火せず | どうしんウェブ/電子版(道央)

 火が燃え続ける神秘性から神通坑と呼ぶのかと思ったら川の名前から来ているそうだ。雪が積もる日でも神通坑の周囲には積もらないそうなので相当に温かいようだ。

 火は動物の中で人類が初めて制御に成功し利用していると思うが、こういう例を見ると未だ制御できているとは言えないし、世界は広いと思う。

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  1. 2017/03/16(木) 06:10:35|
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