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留浦(トズラ)という地名の語源

 川苔由来と奥多摩の似た地名 - 奥多摩民話の会編「おくたまの昔話」第二集の関連。

 保坂芳春「多摩の地名」を借りてきたのでパラパラめくっていたら、以前音が似ていると指摘した「留浦」「小留浦」「事貫」の語源が載っていた。

 留浦(トズラ)という地名は山村に多い。留浦の小字に小留浦(コトズラ)があるし、元は隣村であった氷川地内にも小留浦(コトズラ)がある。山むこうの檜原村にも事貫(コトズラ)がある。

 高山植物の権威であった武田久吉博士は、「トヅラ」は元来ツヅラフジ即ちオホツヅラフジの方言であり、それが多量に取れるところから地名となつたものに相違ない」(『民族と植物』山岡書店、107頁)とのべている。

保坂芳春「多摩の地名」(武蔵野郷土史刊行会,1980)P.42-43

↑バスの終着の1つでもある旧小河内村の留浦

 植物の名前から取っているのは納得である。

170130tsudurafuji.png

↑ツヅラフジでGoogle画像検索した結果

 オオツヅラフジ(大葛藤、Sinomenium acutum、シノニム:Cocculus acutus)とは、ツヅラフジ科ツヅラフジ属のつる性木本。有毒の植物で、別名ツヅラフジ(葛藤)ともよばれる。

オオツヅラフジ - Wikipedia

 ツヅラフジがどんな植物かわからないのでGoogleで画像検索してみたが、葉っぱの形も葉っぱの厚さもまちまちでつる植物ということくらいしか共通点が見当たらない。こんな植物、里山によく生えていそうだが、毒だというからちょっと驚きだ。

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