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奥多摩にある大丹波、小丹波の由来

 川苔由来と奥多摩の似た地名 - 奥多摩民話の会編「おくたまの昔話」第二集の関連。

 以前離れたところにある同じ地名「丹波」について不思議に思っていたが、保坂芳春「多摩の地名」をの多摩の語源の項で、説明があった。

「駄馬、または〜駄馬(何々駄馬という地名。著者)は、南予・西土佐にかけて数多く見られる地名群落である。この地名は山中もしくは谷中のちょっとした平坦地、あるいは緩斜地に付けられているが、尾根筋つまり山頂の平坦地などにもつけられている。海沿いの平坦地にもあるので平坦地を第一義とする言葉である」(山口恵一郎氏『地名を考える』115頁)といわれる。

(中略)

 奥多摩町には大丹波、小丹波集落があり、多摩川上流山梨県に越えると丹波山村がある。それらの村々は、山間の狭い平坦地を生活の場とするタバ集落である。

保坂芳春「多摩の地名」(武蔵野郷土史刊行会,1980)P.18

↑赤杭尾根を挟んで北にある大丹波、南にある小丹波

 音で「タバ」と言われても平坦地のイメージはないし、他に平坦地でタバと呼ぶところは知らない。山中の平坦地なんて奥多摩と檜原の人が住んでいる場所すべてが対象になりそうだ。そういうものと覚えるしかないのだろうか。

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