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バットレス=控え壁

 バットレスは「控え壁」という意味だそうだ。

 登山用語はとかく横文字が多い。テントにシュラフ、ホールド、スタンスなど、辞書が一冊できるくらいたくさんある。地名においても穂高岳のザイテングラードやジャンダルム、剱岳のチンネ、北岳のバットレスなどがある。北岳バットレスは何の疑問も持たずにバットレスと呼んでいるが、バットレスの意味は知らなかった。

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↑下から見上げる北岳バットレス

 北岳バットレスは、日本第2の高峰、北岳(3192m)の、東面頂上直下に広がる大きな岩場である。バットレスとは建築用語で「控壁」の意味で、山全体を支えるようにいくつもの柱状岩稜がせり上がっている岸壁などによく名付けられている。

菊地敏之編著「新版 日本の岩場 上」(白山書房,2015)P.104

 とあるのを見て初めて控え壁と知った。控え壁ってブロック塀が倒れないように塀と直角に支えの壁をつけるアレだよな、と一応調べてみた。

 控え壁(ひかえかべ)またはバットレス (Buttress) は、建築構造の一つであり、建物本体を構成する主壁に対して直角方向に突き出した補助的な壁を作ることで、適切な支柱を持たない屋根の重量によって主壁に生じる横荷重を受け止めて、主壁を支持・補強する役割を果たす。

控え壁 - Wikipedia

 建築用語らしく、Wikipediaの解説は建物本体に使われる控え壁であり、外構工事などで作られる壁の控えへの言及はなかった。

 改めて北岳バットレスの写真を見ると、第四尾根など複数ある尾根が北岳を支える控え壁に見える。名付けた人は博識だし、うまいこと名付けるなと思った。

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  1. 2016/09/19(月) 21:16:45|
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