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経営権でもめる大倉高原山の家

 大倉高原山の家が経営権でもめているようだ。

 秦野市は7日までに、市が所有する同市堀山下の「大倉高原山の家」を再整備するため、山小屋を営業する茅ケ崎市在住の男性(68)を相手取り、建物の明け渡しを求める訴訟を横浜地裁に起こした。提訴について、同市議会が全会一致で可決しているが、男性は「実質的に39年間もやってきた。何でやめなければいけないのか」と市の対応に不信感を募らせている。

 山の家(木造平屋建て、約70平方メートル)は、丹沢・大倉登山口から塔ノ岳に向かう途中にある。1951年に県が建設し、60年から同市に移管された。当初は別の男性と賃貸借契約を結んでいたが、この男性の死去で、99年から現在の男性と1年更新の契約を結んでいた。男性は契約以前から山の家のサポートをしていたという。

大倉高原山の家:明け渡し提訴 秦野市、営業の男性相手取り /神奈川 - 毎日新聞

 この記事を読み、大倉高原山の家って長い名前の割に聞き覚えがあるな、と思ったら高校1年生の時にテント泊をした小屋である。塔ノ岳から蛭ヶ岳、黍殻山、焼山までの丹沢主脈縦走を行うのに、テント泊できる箇所が限られていたため、1日目を大倉バス停から1時間程度しか歩かないここで泊まった記憶がある。テント場がほとんどない丹沢でなぜ大倉高原山の家がテント泊できたのかといえば、経営者が異なるからなのだろう。

 昔の経緯は不明だが、現在では役所が個人と賃貸借契約を結んでいるというのは特定の個人へ便宜を図っているとみられる可能性もあるだろう。行政財産である建物が老朽化するのは公共施設等総合管理計画の観点からも問題がある。一方で記事を読むと行政と経営者との話し合いが不足していたのではないかとも感じられる。

 いずれにしろ、登山客の多い大倉尾根にある小屋だ。大事にならなければよいと思う。

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  1. 2016/09/09(金) 00:03:56|
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