山ノ中ニ有リblog

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ヤブを好んで漕ぐ人はいない

 ヤブを好んで漕ぐ人はいない。

「関東ぐるり一周山歩き」の上野信弥さんですら、こう書いている。

(前略)県境歩きを始めてしまった因果か、本人の意思に反し、なぜか藪山が多い。

上野信弥,「関東ぐるり一周山歩き」(白山書房,1998)プロフィール

 清津川本谷で光代さんからあたかも私が藪漕ぎが好きかのようなことを言われて驚いた。

 私も藪漕ぎは嫌いだ。ルートファインディングは面白いが、藪漕ぎはつまらない。人のいないところを探し、県境を歩くと藪漕ぎになってしまうので仕方なくヤブを漕いでいる。

 他の人もそこに県境とか分水嶺とか200名山とか目標とする山があるから、あるいは沢登りの詰めとして仕方なく藪を漕ぐのである。藪漕ぎそのものに喜びを感じているわけではない。「道がない」という点ではルートファインディングの面白さはあるが、それもひどい藪漕ぎでは苦痛でしかない。藪漕ぎそのものが楽しいならわざわざ2000mの山などに行く必要はなく、東京近郊なら房総半島あたりに行けばよい。

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↑群馬、長野、新潟の三県境のヤブの中で私(2016年夏 - 上信越・清津川本谷[3/3]

 もし藪漕ぎそのものに喜びを感じている人がいたら教えてほしい。雪山や岩登りもストイックだが、藪漕ぎはそれを通り越して狂っていると思う。

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  1. 2016/08/14(日) 00:40:41|
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