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平成28年度技術士第二次試験建設部門トンネル選択科目II-1-3再現論文

問い:軟弱な粘性土での開削トンネルの対策

発生する現象

 ヒービングが発生する可能性がある。土留め壁の脚部が掘削範囲にずれ込み、倒れる恐れがある。また、土中にすべり面を生じ、底盤が盛り上がる恐れがある。

設計上の対策1:土留めの根入れ延長

 土留めを深くすることにより、土留め背面の土圧・水圧と底盤の土圧・水圧がバランスし、土留めの移動を防ぐ。また、すべり面の発生を抑える。

設計上の対策2:底盤改良

 底盤を改良することにより、N値を上げる。これにより、底盤の盛り上がりを抑えることができる。

施工上の対策1:継ぎ施工なしの土留め壁

 掘削深さは25mと深く、鋼矢板等で土留め壁を施工すると、溶接箇所が弱点となる可能性がある。このため、H鋼の周りをグラウトで固める地中連続壁などの工法が有利である。

施工上の対策2:高圧噴射攪拌工法の採用

 当該トンネルは不透水性の粘性土層にあり、底盤改良にあたって、薬液注入では想定ほど固まらない恐れがある。原位置の土を置換できる高圧噴射攪拌工法が有利である。


 問題文の詳細は以下を参照のこと。

09 建設部門|公益社団法人 日本技術士会
https://www.engineer.or.jp/c_categories/index02022229.html

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