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平成28年度技術士第二次試験(建設部門:トンネル)を受けてきた

 技術士第二次試験を受けてきた。

 建設部門、選択科目はトンネル。いずれの問題も解答用紙全部か1行残す程度に埋めたので、マークシートのズレや問いに対してよっぽど見当違いのことを答えていなければ大丈夫だと思う。

 もともと下水道の仕事でシールド工事の設計を行ったことがあり、去年から道路トンネルの補修工事の設計を行なっているので、今なら経験論文が書けるなと思い、受験を申し込んでしまった。なお、シールドは発進からではなく掘進途中での続き工事だし、山岳トンネルを掘ったわけではなく補修なので、トンネル工事としては教科書通りに学んできたわけではない。

 前回受けた上下水道部門は職場の研修が充実していたので合格したが、今回は自習をメインにした。勉強は4月の申し込みから始め、毎週土日に8時間くらい費やした。土曜日は焦りを感じながらもあんまり勉強せず、日曜日の昼から勉強していたので、勉強量は少ないほうだと思う。3年前から復活した択一問題の勉強の仕方がわからず、前年度合格者の知り合いから日経コンストラクションの問題集を紹介してもらった。100問を4回解いて概ね100点を取れるようにした。

 論文はやっぱり紹介してもらった日経コンストラクションの合格指南という本を参考に問題設定を行った。想定論文はトンネル標準示方書山岳工法編とシールド工法編を参考に作成した。道路トンネル点検については、国土交通省道路トンネル定期点検要領の要約を作成した。あとは土日にモニョモニョと音読して覚えた。山岳トンネルは掘ったことがないので、鏡吹き付けコンクリートやパイプルーフなど図を見ながらなんとなく覚えた。でも試験では山岳トンネルの設問を選択しなかった。

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↑試験問題

 試験会場は南大沢の首都大学東京であった。福生に住んでいるので1時間足らずで着くことができた。トンネルは受験者数が少なく、大教室1つで全員が収まっていた。

 択一問題は問題集を繰り返し解いたせいか1時間30分の時間のうち、30分で一通り解き終わってしまった。ただ、分からない問題はあるので、20問中回答する15問を選択するのに迷った。

 論文の600字×2枚+1200字×1枚は時間ギリギリであった。開削トンネルのII-1-3は軟弱な粘性土での「設計及び施工上の対策をそれぞれ2つずつ挙げ」とあり、4つのトピックを上げるのに迷い時間を消耗した。シールドトンネルの急曲線施工を問うII-1-4は事前の勉強が当たり、前日に標準示方書を読み直していた成果もあり、難なく解けた。II-2-2ではシールド発進立坑工事(CASE-A)を選択した。II-1-3に似た地盤条件のため、根入れ長の延長や底盤改良の追加は重なってしまった。もっと固有の地盤条件を読み解くべきであったのだろうか。時間はギリギリであった。過年度にあったセグメントの慣用計算法とはりーばねモデルのような難しい設問がなくてよかった。

 論文の1800字×1枚はIII-1トンネルの防災、減災に関して検討すべき課題、具体的な方策、もたらす効果を選択した。トンネルに直接関係のある自然災害というと豊浜トンネル事故くらいしか知らないが、私が中学生の時の事故でありあまり知らない。仕方ないのでH26の西多摩の豪雪、H28の島根県の落石事故、H24の笹子トンネル天井板落下事故をあげた。検討すべき課題を2つ求められていたため、道路トンネル定期点検要領をメインに据え、サブで斜面点検を書いた。いまの仕事のメインが法面防護の工事ということもあり、書くのに苦労はしなかった。30分ほど余裕があったが、問題を持ち帰りたかったので消しゴムカスをまとめたりしてぼんやりと過ごしていた。

 家に帰ってビールを飲みながら書いた論文を再現してみたので次のエントリーに載せる。合っているかどうかは知らない。問題文はそのうち日本技術士会のウェブサイトに載ると思うのでここには書かない。さて、面接へのお呼びがかかるだろうか。

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  1. 2016/07/18(月) 22:16:24|
  2. 土木技術
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