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剱岳北方稜線の範囲を示した文献

 剱岳北方稜線の範囲を明瞭に示した文献を見つけた。

 5月連休に宇奈月温泉から剱岳まで歩き、下山後の記録に山域の紹介文を書いた。宇奈月温泉から歩いているので、剱岳北方稜線を歩いたと言ってもいいだろうと思っていたが、アルペンガイドにも日本登山体系にも北方稜線の定義が見つからない。もやもやとした思いが残っていた。

 篠原君から、以前岳人の特集で剱岳北方稜線の範囲について触れた記事を見たと聞いたので、カモシカスポーツで探してみた。そこには冒頭に剱岳北方稜線の範囲を示していた。

 剱岳北方稜線とは、宇奈月温泉から僧ヶ岳、毛勝三山、池ノ平山を経て剱岳に登る約29キロあまりの稜線である。

梶山 正, 北アルプス 剱岳北方稜線, 特集 岳人100ルート, 岳人, 2014, May, No.803, P.18

 少なくとも私以外にも宇奈月温泉から剱岳に至る尾根を北方稜線と解釈している人がいるようで安心した。

 ただ、この人の記述は他人にやや攻撃的なところが見られたり、そうかと思えば自分自身歩いていない区間があると吐露したり、なんだか不安定な文章である。この記事を剱岳北方稜線を定義する一次データとするにはちょっと不安だ。

 近頃、剱岳頂上から池ノ平山まで、北方稜線のごく一部をトレースして、北方稜線をたどったと思っている登山者が少なくないようだ。登山は自由だが、記録において自分勝手な解釈は許されない。少なくとも毛勝三山から剱岳へと繋ぐべきであり、僕は、宇奈月温泉の背後にそびえる僧ヶ岳から剱岳まで登らなくては、剱岳北方稜線を歩いたことにはならないと思っている。かく言う僕も毛勝山東尾根から剱岳へ登ったことはあるが、宇奈月から毛勝山へ繋げていない。これでは北方稜線を歩いたとは言えない。北方稜線について調べるうちに「僕もやらねば…」と強く思い始めたところだ。

梶山 正, 北アルプス 剱岳北方稜線, 特集 岳人100ルート, 岳人, 2014, May, No.803, P.18-19

 これだけ自信を持って北方稜線の範囲が池ノ平山までではないことを主張しているし、北方稜線を調べてもいるようなので、参考にした文献があるのだろうが、何に書いてあるだろうか。

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