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わらつけ街道の由来

 福生にわらつけ街道という名前の通りがある。

 だいたいJR八高線拝島駅と東福生駅の東側を通る道で住宅地を貫いている。通称名をつけるにはやや狭い道で、通る車は生活道路としての利用がほとんどである。片側2車線の国道16号が並走しているので裏道として走る車もない。

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↑「わらつけ街道」の交差点名

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↑わらつけ街道はずっと住宅地を走る

 狭い通りに通称名が付けられていて、しかも「わらつけ」という何だかわからない名前が付いているので、不思議に思い、調べてみた。福生市の図書館では見つけられなかったものの、福生市観光協会のウェブサイトがヒットした。

「おたすけわらじ」という話にわらつけ街道と名付けられた由来が載っている。鎌倉街道に茶店を営む母子がおり、息子の田助はさむらいに憧れていた。あるときだんごを盗み食いするカラスに、さむらいになりたければわらで作ったさむらいの人形を作るといいと教えられる。田助は言われるままに本物そっくりのさむらい人形を作り上げ、店先に飾った。立派なさむらいがそれを見て田助に同じようなわら人形をたくさん作るよう言い渡す。

 茶みせのまわりは、わらの山ができ、なんだいもの に車につまれて、お城にはこばれました。それからは、その道を「わらつけかい道」と、よぶように なりました。

福生市観光協会(創作民話~むかし福生~第十六話「おたすけわらじ」)

 物語の続きは福生市観光協会を見てもらうとして、これが「わらつけ街道」の由来のようだ。今や東京のベッドタウンとなり、農家がわら背負ってあっちこっち歩いていたとは想像できないが、地名を紐解くと昔のことがわかって面白い。

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  1. 2016/03/01(火) 23:06:33|
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