島ノ中ニ有リblog

島の生活とか、登山とか、Macとか、日記とか

安部窪教授の理不尽な講義第1巻

 安部窪教授の理不尽な講義第1巻を読んだ。

 私がオカルトを好きなことは時々書いているが、何気なくブックオフで手に取ったこの本をさっと読んで面白そうなので買った。掲載誌はビッグコミックスピリッツで、重厚な筆致にビッグコミックらしい絵だな、と思ったが、絵の疎密にメリハリがあってなかなか読みやすい。

 超常現象を否定する安部窪教授が事件に巻き込まれるという展開で、ポルターガイストや海坊主、UFOなどを取り上げている。必ずしもプラズマや被験者の心理状態のような理性的な原因で説明するわけではなく、非現実的な結果の話もある。でもストーリー展開に合わせているので、しっくりくる。

 私が面白いと思ったのは「人形と家」である。動く人形を題材にしており、結論も十分に現実的である。大森先生の異常性愛をうまく描いていて、顔の出てこない大森先生に「この先生死んでるんじゃないかな」と思ったが、読み終わってみるとそうではなさそうだ。

 オカルトを扱うと考証や物語が陳腐になりやすいと感じるが、面白かった。

関連記事
  1. 2016/02/04(木) 00:15:57|
  2. マンガ・アニメ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ギンピー・ギンピーという恐ろしい植物 | ホーム | 「鬼のように高く売れる」という表現>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://nakayamayu.blog107.fc2.com/tb.php/3227-2c793209
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)