島ノ中ニ有リblog

島の生活とか、登山とか、Macとか、日記とか

静岡市がヘリ救助する標高に上限を設けた

 静岡市がヘリ救助する標高に上限を設けたそうだ。

 静岡市の田辺信宏市長は22日の定例記者会見で、市消防航空隊が2013年、富士山で滑落した登山者を救助中にヘリコプターから落下させ、この登山者が死亡した事故を受け、再発防止策として、市消防局がヘリで救助できる山の高さに3200メートルと上限を設けたことを明らかにした。

ヘリ救助上限、3200メートルの山…静岡市長 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 背景として救助中に起きた事故で遺族が静岡市を相手取り、損害賠償を求める訴訟を起こしていることがあるという。

 ヘリ救助は遭難救助にかかる費用の支払いが高いと聞く。登山者にとっては高いけど、命には代えられない、という考えだ。私も山岳救助の遭難共済に入っている。なので、被救助者が亡くなったとはいえ、遺族が損害賠償を求めるこのケースは従来の構図とは逆になっている。

 消防にとってはヘリで救えそうな命を見過ごすことになり、遭難者の家族は消防に出動してもらえない、という双方が不幸な思いをする取り決めである。だが、訴訟リスクを考えた場合、仕方ないだろう。将来的には富士山の冬季登山も全く禁止になってしまうのだろうか。なんとも言えない気分である。

関連記事
  1. 2016/01/28(木) 00:00:50|
  2. 登山
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<「take out」と書かれた看板 | ホーム | 「横田水源踏切」という踏切>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://nakayamayu.blog107.fc2.com/tb.php/3220-d153bfc6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)