島ノ中ニ有リblog

島の生活をつづる

流水はなぜ凍らないのだろう

 流水はなぜ凍らないのだろう。

 北国では冬に蛇口を少しだけ開けて水を流しっぱなしにしておく。そうすると配管が凍らない。小便器でも間欠的に水を流しているのを見かける。

150905tanigawadake-toilet.jpg

↑谷川岳ベースプラザのトイレで見た凍結防止の張り紙

 なぜ流れる水は凍らないのだろう。凍り始めの川を見ても、流れている箇所は当然水で、流れていない箇所は凍っている。場所によって温度が異なるとは考えにくい。そのときの気温は氷点下だったので、詳しく言えば、氷点下でも流れる水は凍らない。

08kobushi_043.jpg

↑氷点下で凍らない川(2008年秋 - 奥秩父・甲武信ヶ岳[1/2]

 氷点下で凍らない水、というと過冷却が思い浮かぶ。「流水 凍らない」で検索すると、Yahoo!知恵袋の回答がいくつかヒットし、いずれも過冷却について触れている。

 しかし、衝撃を与えない状態で冷却すると0℃以下でも凍らない現象を過冷却にあげており、擬似的に衝撃を連続的に与えている流水に過冷却を持ち出しても納得のいくものではない。

 たぶん、温度というマクロな単位で物事を見るから理解できないのだと思う。分子運動というミクロな単位で見れば、流水が乱流であって水分子が拡散するため、分子運動が大きくなるのだろう。でもそうだとすると、分子運動の運動エネルギーの総和が温度に比例するのだから、その流水の温度は0℃以上ということになる。よくわからん。

 氷上で滑るときは圧力で靴と氷の間に水ができているというが、昭和基地で氷点下30℃みたいな日でも滑るぞと言っていた越冬隊長と似たような議論だ。

 いっぺん氷点下で流水に温度計つっこんで何℃か調べてみようか。

関連記事
  1. 2015/12/21(月) 00:08:56|
  2. 科学全般
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<無積雪期黒部横断という記事 | ホーム | 本数の少ない西武バス小手03路線と免許維持路線>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://nakayamayu.blog107.fc2.com/tb.php/3185-0e7575c7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)