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本数の少ない西武バス小手03路線と免許維持路線

 西武バスの小手03路線の本数が少ない。

 都県境を歩いた時のこと。瑞穂町高根まで歩いたところで足に豆もできたし、バスに乗って帰ろう、地図を見ると近くにバス停もあるみたいだし、と水天宮入口バス停に向かって歩いて行った。

 バス停は見つけたが、小手指駅行きのバス停しか見つけられない。上下線でバス停兼用なのかな、と思い、時刻表を見ても小手指駅行きの時刻表しか載っていない。見渡しても見えないけど、遠いのだろうか、バス停1つくらい歩くか、と歩いてみたが、隣の高根バス停に達しても箱根ヶ崎方面のバス停が見当たらない。小手指駅行きのバスも休日の昼間に1便しかないヘンテコな路線なので、箱根ヶ崎行きがあっても時間は合わないだろう。仕方ないので箱根ヶ崎駅まで歩いて行くことにした。

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↑バスに乗ろうと思った水天宮入口バス停

 後で調べてみたら、そもそも箱根ヶ崎駅→小手指駅の片道しか走っていないようだ。路線図には一方通行を示す三角の印で示されていた。

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↑西武バスの小手03路線の単独区間(病院前〜宮寺西、西武バス路線図より)

 箱根ヶ崎駅を発車するバスも土日の1便だけ。それも日中のみ。

151220hakonegasaki.png

↑箱根ヶ崎駅発の小手03の時刻表(発車時刻予定表~箱根ヶ崎駅 標柱1

 いくらなんでも便数少なさすぎるだろうと感じた。どんなに少なくても平日朝駅に向かう1便、平日夕方駅から発車する1便の平日1往復だろう、そうしないと乗っても帰ってこられない。片道なのに循環線でもない。一体何なんだ、この路線、と路線名の「小手03」で調べていたら「免許維持路線」という概念があるようだ。

1 :名74系統 名無し野車庫行:2014/10/08(水) 19:44:21.89 ID:TOOnrog6

Q:「免許維持路線って?」 
A:免許維持路線とは一日一本や一週間に一本など本数が極端に少ない路線のことを言います 
だいたい朝や夜に集中していることが多く距離が長かったり乗客が極端に少なかったり 
あとバイパスや混雑する国道を経由したりと本数の多い路線とは違った特色もあります 

Q:「なんでこんな路線が残っているんだ?」 
A:理由はいくつかある 
1 ある時期に乗客の大幅増加が見込まれる場合に増発するとき、定期便があると手続きが楽だから 
2 ある路線が通行止めなどで迂回することになった場合その道路を使えることができるから 
3 貸切バスを出すときルート上に定期運行の路線がいる場合には 
  臨時便名義で出すことができ手続きが貸切の時より簡単に済むから 
乗せる気がないのにバスが走ること自体は、廃止直前の赤字ローカル線のようで哀しいのですが、 
バスの場合は存続するためのコストが鉄道ほどかからないせいか、何十年にもわたって維持されることがあります。 
免許維持路線について語るスレ 2系統

 極端な例では、年に1回しか運行しない京都バス95系統というのもあるとか。

 小手03はもともとあった2つの路線を狭山ヶ丘駅でくっつけたという経緯があるみたい(西武バス(グループ) | 「マイナーな」路線バスの旅日記)。

 片道回送だろうから、客を乗せる気はあんまりないのだろう。この小手03は上の「なんでこんな路線が残っているんだ?」の理由のいずれに当てはまるのだろうか。瑞穂町で駅伝をやるという看板を何箇所かで見かけたから、2の通行止めによる迂回だろうか。でもよその定期路線に駅伝が重なって免許維持路線に振り替えるならともかく、免許維持路線に駅伝が重なってもよその定期路線に振り替えるだけだ。

 メリットがよく見えない路線である。県境近くを通っている貴重なバス路線なので、できれば使いたいのだが、難しい。

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