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原作うえお久光、作画綱島志朗「紫色のクオリア」3巻

 原作うえお久光、作画綱島志朗「紫色のクオリア」1巻2巻の続き。

 紫色のクオリア最終巻の3巻を読んだ。

 一応ハッピーエンドに終わっている。過去に戻ったり、他人になりかわったりとSFとしての設定があまりに飛びすぎて、せっかくのコペンハーゲン解釈だのフェルマーの原理だのの科学的な裏付けが生かせていないように感じた。正直おいてけぼりだったというか、夢物語を見ているような感じであった。小説版とマンガ版で表現も異なってくるのだろうが、似たような設定の小林泰三「玩具修理者」「酔歩する男」の方がより論理的で地に足のついた議論だったように感じる。

 僭越ながら論文の査読みたいなことをいうと、これだけ哲学と物理学の話題に詳しいならオッカムの剃刀という言葉も知っているだろうに、もう少し要素を絞った方がすっきりした物語になると思った。

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  1. 2015/08/14(金) 00:37:47|
  2. マンガ・アニメ
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