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白票の投票を呼びかけることの賛否

 今日、18時台のニュースを見ていたら、白票の投票を呼びかけるサイトが話題となっていることが取り上げられていた。

 話題となっているのは「mirai-senkyo.com」というドメインに設けられたサイト。制作者は「日本未来ネットワーク」と名乗っている。そのページの一番上には「黙っていないでNO!と言おう」という呼びかけ文があり、次のような説明が記されている。

「投票所にいって、何も書かない『白票』を投じるのは投票したい立候補者がいないという意思表示です。その1票にも、今の社会を変える力があります」

「白票」を呼びかける謎のサイトーー白紙でも政治への「意思表示」と言えるのか? | ニコニコニュース

 このニュースやオンライン上のニュースでは白票を投じることやこのサイトに否定的な見解が述べられていた。

 この問題は2つに分けて考えるべきである。

  1. 白票を投じることの賛否
  2. 白票を投じることを呼びかけることの賛否

 白票を投じることの賛否について、私は賛成である。自分の意見に近い候補者がおらず特定の名前を書きたくない、しかし自分で立候補はしたくない、という場合、選挙権を有する者は2つの態度をとることができる。白票を投じるか、棄権するかである。近い候補者もいない、立候補もしない、というのは甘えかもしれない。だからといって無理に自分の意見に近い候補者を探すのは本人の意思に反するし、かといって、すぐに職をやめ、供託金を用意して立候補するというのも簡単ではない。そういう人の選択肢として白票を投じる権利はあると思う。

 実際、私は白票を投じたことがある。棄権せず白票を投じることのメリットは政治の意見を述べることができることである。熟慮の末、白票を投じたのであれば、当選した政権や首長の政策に意見する権利はあると思う。白票も棄権も同じだと考える人には意見する権利はないと思うかもしれないが、それならば候補者を決められない人に無理のない選択肢を提示すべきである。

 白票を投じることを呼びかけることの賛否について、私は反対である。白票を投じることを呼びかけることが認められるならば、白票を投じないことを呼びかけることも認められるべきである。それは白票を投じることを賛成とする私の態度と対立する。私は私の態度を自分で決めるので人にとやかく言われたくはない。だから反対である。

 1に反対の人は当然2に反対なのでこの問題はごっちゃになりやすいが、私は分けて議論すべきだと思う。

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  1. 2014/12/09(火) 00:20:28|
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