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クローズアップ現代No.3590「“建設残土”が家を襲う」の疑問

 クローズアップ現代No.3590「“建設残土”が家を襲う」を途中から見た。

 建設残土による崩落事故は2月に大阪、3月に福岡と全国で起こっている。大阪の事故を追うと、建設残土が産業廃棄物に指定されておらず、処理の責任が曖昧になっていることや、近年処分場が減って処分費用が高騰し、そこへ安値で引き取って荒稼ぎする悪質な業者が出てきて、事故を引き起こしていたことが浮き彫りになってきた。(抜粋)

放送予定 - NHK クローズアップ現代

 風呂上りだったので全部を見られなかった。今後、リニア中央新幹線などで発生土が増える問題、君津市が決めた市外からの建設発生土の搬入を禁止する規則などの紹介があった。建設発生土の問題をどう解決すべきかアナウンサーが専門家に尋ねたところ、発注者が発生土処分費をコストとして計上すべきということを繰り返していた。今まで谷あいや海面を埋立地としていたが、環境保全の観点から好ましくないとした上で、やはり発注者が処分にはコストがかかることを自覚すべきと唱えていた。

 それを見ながらこの人は何言ってんだろうと疑問が湧いてきた。私の経験では公共工事で発生土処分費を計上するのは当たり前だし、受入施設によっては事前調整しなければ受け取ってもらうこともできない。処分費を計上していないとか適正に処分されていないとかそんなことがあったら、工事監査や会計検査で指摘されるだろう。調べてみたら、平成18年に国土交通省から建設汚泥処理土利用基準という基準が通知されており、各自治体はこれに従っているようだ。

 そこまで考えてから公共工事ではなく民間工事のことかもしれない、と気がついた。民間の開発者も山や丘を削って住宅地やマンションを建てることはよく見かけるので、民間工事かもしれない。

 にしても、発注者の自覚に訴えるだけでなく、法整備を進めるとか、法律があるのに遵守されていないなら事業者にインセンティブを与えるとか他にも提案すべきものがあるだろうに、何かもう少し話しをしてくれればいいのにと思った。もっとも私も後半しか見ていないから専門家の意見は以上だけと考えるのは早計であるが。

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  1. 2014/12/08(月) 20:30:08|
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