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蟲師 続章 第十二話「香る闇(かおるやみ)」と偕老同穴

 蟲師 続章 第十二話「香る闇(かおるやみ)」を見た。

 いつも出てくる蟲の姿は今回見えないが、廻陋という名前みたいでトンネルみたいな形で出てくる。時間の円環に囚われたカオルのお話で、子供時代から結婚、老年を過ごし、花の香りに誘われてトンネルを抜けるとまた子供時代ということを繰り返している。記憶はなくなるが、おぼろげながら既視感はあるようだ。ギンコの助言で円環を脱したカオルだが、怪我をしたイクを助けるために再度トンネルに入ってしまう。結果、カオルもイクも時間の円環に囚われて終わり、という話。

 救われたような救われないような、歯切れの悪い話であった。一方で、怪我をした嫁を助ける、というとイザナギ・イザナミの黄泉還りを想起させる。今回はまるでイザナギが冥界に引き込まれてしまったかのようだ。時間の関係する話はまどかマギカやシュタインズゲートなど何ともやりきれない話が多い。

 ところで、ニコニコ動画の登録タグに偕老同穴という言葉があった。何か昔の言葉かと思って調べたら生き物の名前らしい。

 カイロウドウケツ(偕老同穴、Euplectella aspergillum)とは、六放海綿類カイロウドウケツ科に属する海綿動物である。相模湾、駿河湾や土佐湾の100~1000mの深海底に生息している。

カイロウドウケツとは (カイロウドウケツとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

 カイメンの仲間ではあるが海綿質繊維(スポンジ)は持っておらず、代わりに淡いクリーム色の二酸化ケイ素(ガラス質)繊維状骨片(骨格)を持つとか、地球上の生物と思えない。さらに、中にエビが住んでいるとか。

 カイロウドウケツの胃腔中には体長2~3cmのドウケツエビというエビが雌雄一対2匹住んでいる。このエビは幼生の時にカイロウドウケツ内に入り込み(幼生の時には性別は無く、先に入り込んだ先客の性別と反対の性別に成長するので必ず雌雄一対となる)、そこで成長して網目よりも大きくなるため、二度と外に出られない状態になる。このことから『詩経』に由来する「共に生きて共に老い、死んだ後は同じ墓穴に葬られること。転じて夫婦の信頼関係が非常に固いこと」を意味する偕老同穴という故事成語が和名に充てられ、結納の際の縁起物に使われる。

カイロウドウケツとは (カイロウドウケツとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

 クマノミとイソギンチャクとかコバンザメみたいな共生関係は聞くけど、出られないほど一緒に生活する生き物がいるとは驚きである。生物の世界は広いもんだ。

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  1. 2014/11/02(日) 00:19:37|
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