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平均年収2,500万の奇跡の村、実は外国人研修生(奴隷)をフル活用してたという記事

 ネットを見ていたら平均年収2,500万の奇跡の村、実は外国人研修生(奴隷)をフル活用してた : 無内定速報-就活2chまとめという記事を見かけた。

 内容は、日本一のレタス産地として知られる長野県の川上村では、研修生という名目で中国人やフィリピン人を受け入れており、年収2000万円を越す農家も多いというもの。

 川上村は長野、埼玉、群馬の三県境をなす三国山が近くにあり、県境縦走にあたってはよく信濃川上から梓山行きのバスを利用していた。標高が高いこともあり、冬は寒いのだろう、家の横に薪がたくさん積んであったのが印象に残っている。どちらかといえばひなびたイメージで外国人が多く住んでいるという印象は受けない。畑の区画は広いので農業の集約には適しているかなと思った程度である。

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川上村梓山の畑と三国山の方向

 この記事を見て私が思ったのは、日本の将来の農業の成功パターンの一つだろうと思ったこと。田舎では農業の後継者がおらず、また農業の需要予測がたたず、TPP交渉による外国産野菜の関税撤廃など、見通しは暗い。政府は農地法改正で農業法人がつくれるようになり、農業の集約化を促しているが、法改正は2009年とまだ日が浅い。

 日本人からすると、アルバイトならほかにあるので積極的に選ぶ理由はなく、一方、外国人なら他につてはなく来てしまった以上そこで働くしかないという現状がある。少なくとも農業指導による技術の習得と一定の収入が得られるなら研修の意義があるだろうし、労使双方Win-Winの関係にあると考えられる。今後、労働人口が減ってくることを考えると、外国人労働力に頼る面も出てくるだろうし、一つの成功例だと思う。

 一方で、実質的な労働を研修という名目で安価に働かせているようすは明治時代の女工を思い起こさせる。本人たちが納得して満足しているなら外野が何も言うことはない。しかし、歴史が示すように賃金や宿泊施設の不満がつのってストライキやサボタージュに発展したり、在日米軍のように治安の悪化が見られたり、といった経過があるかもしれない。この川上村の例はパイロットケースとして興味深い。

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  1. 2014/06/03(火) 20:21:05|
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