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刑期の意味を問う問題 - 薬の使用で「1000年の刑期」を8時間半で終了?

 薬の使用で「1000年の刑期」を8時間半で終了? 哲学者の考える未来の懲罰が恐ろしすぎるという記事をみた。

 アメリカでは以前から、犯罪者の増加にともない刑務所不足が問題になっている。新たに入獄する囚人がいるからといって、刑期の長い囚人を釈放する訳にもいかず、慢性的な問題になっているのだ。

 最近、海外の哲学者がこの問題に関する驚くべき提案をして注目を集めている。 レベッカ ・ローチ博士は、薬で囚人の体感時間を引き延ばすことによって、1000年の刑期を8時間半で終わらせることが可能であると主張しているのである。たしかに理屈のうえではその考えも成り立つのだが、重い罪を課せられた囚人がもし本当に1日足らずで出所したら、一体どうなってしまうのか?

薬の使用で「1000年の刑期」を8時間半で終了? 哲学者の考える未来の懲罰が恐ろしすぎる

 これは実に興味深い。

 刑罰が更正のためと考えれば、公序良俗を守る人間になりさえすればよいので、刑期は関係ない。一方、被害者の意識としては自らが受けた苦痛と同等の刑を受けてもらわないと気が済まない。昨日までまったく反省していなかった加害者が、翌日には被害者に土下座しても、表面上更正したように見せかけているように見えてしまう。

 実をとるか感情をとるか悩ましい問題である。簡単には実現しないユートピアの話ではあるが、私には感情が優先してこの刑罰は受け入れられない。

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  1. 2014/04/24(木) 21:17:35|
  2. 宗教・哲学・心理学
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