島ノ中ニ有リblog

島の生活とか、登山とか、Macとか、日記とか

「高みへのステップ」を借りてきた

 「高みへのステップ」を借りてきた。

 高校で地学の講義をする際、何をよりどころにするか考えた結果、「高みへのステップ」がよいだろうと村の図書館で借りたのである。もっとも内地からの取り寄せで、講義の直前に借りたため、講義にはうまく反映できなかった。

 登山の歴史にはじまり、リーダー論や動植物、気象・天文といった自然科学、雪面の歩き方やザイルの確保方法、幕営など、内容は多岐にわたり、かつ体系化されている。登山の入門書は数あれど、登山に関する技術いっさいを網羅した本はこれ以外に私は知らない。文登研の教科書として指定されている本であり、私は2001年の夏研参加の際にひととおり目を通した。

 惜しいのは少々古いことと、図が少ないこと。前者はすでに古いシットハーネスが図に現れていること、確保にエイト環を使っておりATCに触れられていないこと、肩がらみが「最も一般的で広く採用されている方法」として紹介されていることなどがある。後者は、古い本にしては図が多く分かりやすいのだが、文章に比して図が少なく、巻頭カラーを除きすべて白黒であることがもったいない。

 借りたのは平成11年の7版である。登山研修所を所管する文部省が著作する点に意義があり、大幅改定があったら1冊買いたいと思う。


高みへのステップ―登山と技術高みへのステップ―登山と技術
(2000)
文部省

商品詳細を見る
関連記事
  1. 2014/02/06(木) 00:31:29|
  2. 書評 - 山岳
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<実家の雪かきをした | ホーム | 最近、太ったと言われた>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://nakayamayu.blog107.fc2.com/tb.php/2491-206a9008
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)