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三宅島のイタチがウグイスを狙っているそうだ

 三宅島のイタチのせいでウグイスが狙われているそうだ。

 1980年代、東京都三宅島にネズミを駆除するために持ち込まれたイタチが繁殖、ウグイスが危機にさらされていることが国立科学博物館(東京都台東区)の調査で分かった。イタチから卵やひなを守るため、ウグイスが高い位置に営巣。今度は空からカラスに襲われる被害が出ている。研究者は「生態系のバランスが崩れる恐れがある。イタチの駆除策の検討が必要ではないか」と話している。

(後略)

東京・三宅島:ウグイス危機 害獣駆除、イタチごっこ ネズミ対策裏目、カラスに狙われ- 毎日jp(毎日新聞)

 確かに島にいるとイタチはよく見る。場所によらず都道を横切り、ときおり轢死体を見ることもある。ウグイスが危機にさらされているとのことだが、鶯の声はよく聞く。減っているのかどうかはあんまり感じない。

 「生態系のバランスが崩れる」から「イタチの駆除策の検討が必要」と言われてもピンと来ない。誰かが噛まれて怪我をしたとか農業被害が出ているとか現に人が困っていれば対策が必要かと思うが、あんまりそんな話は聞かない。観光振興のためバードアイランドとして売り出していく、というのであれば貴重な鳥類が失われていくのは長期的には望ましくない。しかし、生態系は複雑であるがゆえに、餌が減っているとか火山ガスのせいとか考えうる原因はいくらでもあるし、複合的な要因かもしれない。単にイタチを駆除する、というのも現在ある生態系を壊すことになる。

 それにこの記事を読んだ人が言っていたが、この因果関係が本当なら駆除すべきはカラスであり、イタチはその次ではないか。すでに高いところにウグイスが巣をつくっているなら、今はカラス対策が必要である。もっともだと思った。

「イタチの駆除策の検討が必要」と考えているのはこの研究者か、それとも記事を書いた毎日新聞の記者なのか分からない。安易な気持ちで駆除するといっても、誰がやるのか、行政がやるなら税金を投入する価値のある行為なのか、それには請願して議会にかけるとか住民の合意形成が必要だと思う。

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