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富士山の入山料徴収の問題

 富士山の入山料徴収が問題になっているようだ。

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↑富士吉田口山頂直下の渋滞(2012年7月28日撮影)

 富士山の世界文化遺産登録の可否が6月に決まるのを前に、山梨、静岡両県で富士登山者から入山料を徴収する計画が浮上している。夏山シーズンには約30万人が訪れ、登山者に列ができる混雑ぶりだが、登録が決まれば、さらに観光客が増えて環境保全の財源が必要になるとの理由からだ。しかし、地元の合意形成や金額設定、徴収方法など課題は山積している。

富士山入山料に難題 環境か観光か 金額・用途未定, 夕刊読売新聞, 2013年(平成25年)4月13日, 3版, P.14

 記事を読むとごみ処理、トイレ利用の増加、渋滞解消が問題となっているようだ。一方で観光業者からは登山者が減って売上が減るという問題があるとのこと。

 私は登山道の渋滞解消と山小屋の窮屈さ解消のために集金してもよいと思う。私は吉田口しか登ったことがないが、7合目花小屋前と9合目〜浅間神社までの渋滞は毎年のことである。ただ、どのような手法で徴収するかは難しいと思う。記事のコラム欄には屋久島、乗鞍山麓五色ヶ原の森の例があった。前者は1人500円協力金を、後者はガイド同行のもと1人8,800円を徴収しているそうだ。

 私が知っている料金徴収の例だと、ニュージーランドのミルフォードトラックがテント泊不可、宿泊者完全予約制にして、入山規制をしている。また、御蔵島では自然保護と観光利用の両立を目的としてガイドをつけており、半日4,000円を徴収している。趣旨は少々異なるが、日光の男体山は拝観料として500円を徴収している。

 いずれも自然保護が料金徴収の目的となっているが、料金徴収の方法は場所によって大きく変わると思う。ミルフォードトラックや御蔵島の場合、船で渡航する必要があり、船に課金すれば100%徴収可能であるし、入山者の数を抑えることができる。一方、富士山のような場合、車で行って登れてしまうし登山者の数も圧倒的に多いので、全員公平に入山料を徴収するのは難しいと思う。駐車料金に上乗せするのが妥当だろうか。

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↑冬はこんな感じで空いているんですけどね。(本八合にて、2010年12月5日撮影)

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  1. 2013/04/13(土) 21:50:00|
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