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2000年の噴火で火山ガスが出ている理由

 気象庁の方から三宅島の火山について講義を受ける機会があった。

 日本の活火山の分布や三宅島の噴火活動、気象庁の観測体制など、素人にもわかりやすく説明して下さった。

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↑2013年1月1日空港下から見た雄山。

 三宅島の噴火は1940年、1962年、1983年、2000年と20年に1回ほどの間隔で起こっている。最近の2000年の噴火は全島避難の記憶が強いが、噴火そのものはあまりイメージに浮かばない。2000年の噴火は地震、噴煙、山頂陥没、多量のガス噴出があったが、溶岩流やマグマ水蒸気爆発は起こらなかったそうだ。雲仙岳の溶岩ドームや三原山の溶岩流のような視覚的に記憶に残るものが少なかったためだろう。

 2000年の噴火の特徴は山頂陥没と多量のガス噴出であるが、これまでの噴火ではガスはさほど出ていなかったようだ。13年経った現在もガスが出ており、2ppm以下のレベル2の警報はしょっちゅう聞く。2000年以前の噴火と2000年の噴火で何が違うのか常々不思議に思っていた。

 気象庁の方のいうことには、溶岩の成分に大きな違いがあるとは考えにくい。2000年以前の噴火時には火山内部に帯水層があり、ガスの噴出を遮っていた。しかし、2000年の噴火では何らかの理由で帯水層がなくなり、ガスが吸収されずに地表に噴出しているのではないか、ということであった。

 なるほど、と思う説明であった。それならば海面から3000mくらいボーリングしてマグマの通路にぶち当て、海水を注入してやればガスが出なくなるだろうか、と思考実験した。でもそれをやると水蒸気爆発して島全体が吹っ飛ぶような気がするので危険だ。

 せめてガスがなくなれば飛行機も飛ぶし、雄山にも登れるし、もっと過ごしやすくなると思うのだが、何か方法はないのだろうか。

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  1. 2013/01/10(木) 01:12:10|
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