山ノ中ニ有リblog

登山とか、Macとか、日記とか

西之島の上陸調査が行われた

 西之島の上陸調査が行われたそうだ。

 2013年から約2年噴火が続いた小笠原諸島・西之島(東京都小笠原村)で行われた噴火後初の上陸調査で、カツオドリなど少なくとも3種類の海鳥が飛来していることが確認された。

外来種持ち込まぬよう泳いで上陸…西之島初調査 : 環境 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 外来種を持ち込まないよう沖合約30メートルからは泳いで上陸したそうで、配慮しなければいけないとはいえ、大変である。波の低い日にウェットスーツとシュノーケルで上陸したのだろうか。

 カツオドリもまた水のない島でよく住みつけるものだ。南硫黄島のように学術調査を除いて上陸禁止の島になるのだろうか。

  1. 2016/10/31(月) 00:17:52|
  2. 科学全般
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Safariに登録してあるパスワードの見方

 Safariに登録してあるパスワードの見方を調べた。

 以前、登録したパスワードがわからないサイトがあって、Safariに登録されているパスワードが通った。しかし、そのパスワードが何なのかわからず気になったので調べてみた。

 SafariだとiOSのSafariがヒットしたが、環境設定を開いたらすぐわかった。

161023safari.png

↑パスワードは左下にレ点チェックした上で選択するとその項目だけ表示される

 思った以上にパスワードを記録していたのでこんなに覚えていない。ブラウザで管理しているのは助かる。

  1. 2016/10/30(日) 23:06:08|
  2. コンピュータ
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西武拝島線拝島発玉川上水行きという列車

 こないだ、西武拝島線拝島発玉川上水行きという列車に乗った。

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↑玉川上水行きの西武拝島線

161021tamagawajousui2.jpg

↑停車駅はわずか3駅

 時刻表を見ると拝島発玉川上水行きという列車は平日・土日とも2本だけである。平日は16:37、20:37で休日もほぼ同じ時間である。玉川上水駅には車両の引き上げ線があるのでそこへ向かうのであろう。

 日中、新宿よりの小平と玉川上水を往復する列車があるのはわかるが、拝島から玉川上水へ向かう列車はどういう需要なのだろうか。玉川上水駅で接続する西武新宿行き列車もあるし、それなら拝島始発にしてしまえばよいような気がする。考えてもわからない。

  1. 2016/10/29(土) 22:52:19|
  2. 鉄道
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映画「クライマー パタゴニアの彼方へ」

 Abema TVでドキュメンタリー映画「クライマー パタゴニアの彼方へ」を見た。

 レッドブル・アスリートのデビッド・ラマ(23歳)が、南米パタゴニアにそびえ立つ難攻不落の鋭鋒“セロトーレ”(3,102m)に、素手と命綱だけで登頂するフリークライミングでの前人未到の挑戦の様子を追ったドキュメンタリー映画「クライマー パタゴニアの彼方へ」(原題:Cerro Torre)。

クライマー パタゴニアの彼方へ Red Bull

 2013年の映画だそうで、私が島にいた時だからか全く知らなかった。

161028CerroTorre.png

↑尖塔のようなセロトーレ

 映画は1970年のマエストリによる疑惑の初登頂と当時非難を浴びたというコンプレッサーを用いたボルト乱打による再登頂に始まる。そのあと、デビッド・ラマの生まれ育ちを紹介し、3回の挑戦を取り上げている。1回目は途中で敗退、しかもカメラクルーが新規にボルトを打ったことにより批判を浴びる。2回目は登頂に成功、3回目はナチュラルプロテクションのみのフリーによる登頂に成功する。

 セロトーレは見るからに絶壁で尖塔とでもいうべき岩山である。どこに足をかけているのか見てもわからないが登って行くようすは確実である。主人公に据えられているデビッド・ラマは登攀も下界での待機も楽しんでいるし、カメラクルーも同様だ。プロジェクトXみたいな日本人的な真面目さはなく、映画もかしこまったものではない。エンディングに流れるTometonもラテンっぽい賑やかな曲だ。ただデビッド・ラマが登攀に燃える闘志は確かなもので、オンとオフがはっきりしていると感じた。

 カメラクルーもまた登山のプロである。3回目はケネディらがコンプレッサールートのボルトを撤去してしまい、このルートを断念し、反対側のルートをとっている。雪稜が続くがハング気味の雪壁があり、これも崩れてしまって登れるように見えない。それでもデビッドの登頂前日に登頂し、上からロープでぶら下がりながら撮影を行っているのはさすがプロである。

 トップクライマーの登攀の様子がわかる興味深い映画であった。

  1. 2016/10/28(金) 21:43:41|
  2. 登山
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アニメ「バーナード嬢曰く。」#2「図書室」

 アニメ「バーナード嬢曰く。」#2「図書室」を見た。

バーナード嬢こと町田さわ子と、
読書家の友人たちが図書室で繰り広げる
ブンガクな日々。

古今東西あらゆる本への愛と、
「読書家あるある」に満ちた
“名著礼賛"ギャグ!
アニメ「バーナード嬢曰く。」公式サイト

 という5分アニメ。

 #2「図書室」では町田さわ子がSFオタクの神林しおりに、映画化しそうなSFを教えてと頼む。理由が「映画化前に読んで原作の方が!原作の方が!って言いたい」という不純なものだが、ひょんなことから神林が手に持っていた小説を貸そうとする。その時のセリフが以下である。

 本は読みたいと思ったときに読まなくてはならない。その機会を逃し、いつか読むリストに加えられた本は、やがて読まなくてもいいかもリストに移り忘れられてしまうのだ。

 私も本棚の読む予定の本を見てみると13冊もあった。私は電車の中で読書するたちなのだが、通勤時間が10分と短い上に最近はA列車で行こう3Dをプレイしているため、一向に減る傾向がない。これでもほとんど新しい本は買っていないので、読む量が少なくなったということだろう。

 読まなきゃと思う反面、私は本を読むのが好きなのではなく、本を選ぶのが好きなのだろうかと思う。読んだ気になりたいバーナード嬢を笑えない。

  1. 2016/10/28(金) 00:29:33|
  2. マンガ・アニメ
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平成28年度技術士第二次試験筆記試験に落ちていた

 平成28年度技術士第二次試験筆記試験に落ちていた。

 今日、合格者名簿が日本技術士会のウェブサイトに発表された。朝、出勤してから自分の試験番号を探してみたが、ない。私の1つ前の人は載っているが、私の番号はなかった。

 前回よりは手応えがあったのだが、回答は的が外れていたようだ。択一は合格点に達していると思うので、論文は採点されているだろう。評価を待ちたい。

 一昨年受けた気象予報士試験も手応えがあったが、全然得点できていなかった。私の手応えはあてにならないようだ。

全文を読む
  1. 2016/10/27(木) 21:20:57|
  2. 土木技術
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AT&Tがタイムワーナーを買収する

 AT&Tがタイムワーナーを買収するそうだ。

 米通信大手のAT&Tは22日、米メディア大手のタイムワーナーを買収すると発表した。買収総額は約854億ドル(約8兆8600億円)。携帯電話事業が伸び悩むなか、映画やニュースまで幅広いコンテンツを抱えるタイムワーナーを取り込み、複合メディア企業への転換を目指す。

AT&T、タイムワーナー買収発表 今年最大総額8.8兆円 :日本経済新聞

 AT&Tといえばベルが興した会社として知っている。事業はよく知らないが、日本でいうNTTやKDDIみたいな役目なんだろうか。タイムワーナーというと、NetscapeがAOLに買われて、そのAOLがタイムワーナーと合併したニュースが大々的に取り上げられていた。しかし記事によるとタイムワーナーとAOLは2009年に分離したらしい。映画館でワーナーブラザーズのロゴをよく見る。

 IT産業は発展が速い分、合従連衡も激しい。ヒューレット・パッカードがコンパックを買収したり、オラクルがサン・マイクロシステムズを買収したりと、10年も経つと浦島太郎のような感覚である。海の向こうの合併劇が日本では何か影響があるだろうか。

  1. 2016/10/27(木) 00:29:34|
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温泉での硫化水素濃度の基準値

 北海道の温泉での硫化水素中毒について疑問に思うことがあった。

 北海道足寄町の温泉施設「オンネトー温泉 景福」で2014年10月、入浴中の男性が倒れて意識不明の重体となり、環境省の調査で、浴槽から国の基準値を上回る濃度の硫化水素が検出されていたことがわかった。

(中略)

 同省が昨年9月に景福を調べたところ、浴槽の湯面から上方10センチで国の基準値20ppmの10倍に当たる最大200ppm、浴室の床面から上方70センチで同10ppmの20倍に当たる最大200ppmが測定された。

温泉入浴中に硫化水素中毒か、男性重体に : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 国の基準値「20ppm」なんてのがあるのかと思って調べてみたら環境省所管の「公共の浴用に供する場合の温泉利用施設の設備構造等に関する基準」というのがあるようだ。

(1) 換気孔等
  イ 浴室(露天風呂の場合は、利用空間をいう。以下同じ。)に換気孔又は換気装置(以下「換気孔等」という。)を設ける等により、浴室内の空気中の硫化水素の濃度が、次に掲げる数値を超えないようにすること。
   (イ) 浴槽湯面から上方10cmの位置の濃度   20ppm
   (ロ) 浴室床面から上方70cmの位置の濃度   10ppm
環境省_公共の浴用に供する場合の温泉利用施設の設備構造等に関する基準

 工事などで硫化水素の濃度を規制する酸素欠乏症等防止規則には酸素欠乏等の状態として硫化水素10ppm以上を定めている。それより多いのは意外であった。風呂の湯面から10cmなら湯船に浸かった状態であり、何十分も風呂に浸からないという想定だろうか。複数基準があるのは安全教育上ややこしいが、それぞれ理由があるのだろう。ちょっと面倒だ。

  1. 2016/10/26(水) 06:57:14|
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13日ぶりに発見された遭難者

 奈良県の弥山で行方不明になっていた男性が13日ぶりに発見されたそうだ。

 今月8日、奈良県南部の大峰山系の山に登山に出かけたあと行方がわからなくなっていた島根県の土木部長の男性が、22日昼すぎ、13日ぶりに見つかり、救助されました。男性は登山道にいて「崖の下からはい上がってきた」と話していて、けがをして衰弱しているものの命に別状はないということです。

奈良の大峰山系 不明の登山男性を13日ぶり救助 | NHKニュース

 13日間もの間、どうやって過ごしていたのだろうか。『遭難している間は何も食べていない』と話していましたということなので沢筋で水だけ飲んで過ごしていたのだろうか。何も食べていないにもかかわらず13日目に崖下から這い上がれる体力には驚く。

 六甲山で20日間くらい遭難していた人は、気を失っていて体温の低い仮死状態にあったという記事を読んだことがあるが同様の状態だったのだろうか。人間の生命力は想像を越えていると思う。

  1. 2016/10/25(火) 00:01:21|
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田部井淳子さんが亡くなった

 田部井淳子さんが亡くなったそうだ。

 世界最高峰エベレスト(8848メートル)の登頂に女性として世界で初めて成功した登山家の田部井淳子(たべい・じゅんこ)さんが20日、腹膜がんで死去した。

女性初のエベレスト登頂、田部井淳子さんが死去 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 登山家の中では比較的テレビなどへの露出が多く、著書もあるため有名な登山家の一人だと思う。私も「山を楽しむ」や「エベレストママさん―山登り半生記」を読んだことがある。

 山屋によくいる偏屈な感じもなく、だからこそNHK教育の番組でも講師役として適任だったのだろう。いつまでも若いような気がしたが、77歳というと平均寿命とそう差がないので歳によるものだろう。残念である。

  1. 2016/10/24(月) 23:53:39|
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父島でグリーンフラッシュが見られたらしい

 父島でグリーンフラッシュが見られたそうだ。

 小笠原諸島・父島の高台にある三日月山展望台で8日夕、太陽が沈む直前に緑色に輝く「グリーンフラッシュ」という珍しい現象が見られた。

父島で「グリーンフラッシュ」…観光客らが歓声 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 私も小笠原に行ったときグリーンフラッシュの話を聞いた。しかし、太陽が緑に見えるわけがないと思っていた。どうせ、太陽をじっと見ていて目に残ったために補色が見えるかげおくりみたいなもので、人間の感覚によるものだろうと思っていた。

IMGP0931.jpg

↑母島見た夕暮れ。グリーンフラッシュではない。

 しかし、新聞にも載っているように写真に写っているので人間の感覚によるものではなく、光学的なもののようだ。Wikipediaにはそれなりに説明が載っているが、図解がないのでイマイチつかめない。

 この時、赤から緑の色に分離した太陽が上下に少しずれながら重なり合って見えていることになるが、赤色の方がはるかに強いため太陽は赤く見える。しかし、日没や日の出の際に赤色の太陽が地平線、水平線、雲で隠された時、最頂部の緑色の太陽のみが見えることになる。この光が、大気のゆらぎによってまたたくものと考えられる。

グリーンフラッシュ - Wikipedia

 夕暮れ時の入射角のとき、大気がプリズムの役割を果たし、分光されるところまではわかったが、それが部分的に隠されたからといって緑色だけ残るものだろうか。そんな偶然あるだろうか、と思うが現象を説明するにはもっともらしい。

 世の中には不思議な現象がたくさんあるものだ。

  1. 2016/10/24(月) 00:12:27|
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浅田次郎「あなたに会いたい」の朗読

 浅田次郎「あなたに会いたい」の朗読をラジオで聞いた。

 奥多摩つづら岩に向かう途中のこと、川島さんがラジオを流していた。歩きながらなので全部は聞けていないし、放送局も番組名も分からなかったのだが、朗読の滑舌がよかったのでよく聞き取れた。

 自らの会社を海外展開する企業に成長させた内藤。東北の地で開催されたシンポジウムでの講演後、大学進学以来1度も帰らなかった故郷の農村を訪ねる。レンタカーを運転し、カーナビのおすすめルートに従っていくと、車は見覚えのある場所へ入っていく…。

 内藤には苦い記憶があった。故郷とともに無残に捨て去った女性がいたのだ。内藤の耳に、長年封印していた女性の声がよみがえる…。

NHK ラジオ文芸館

 ただ内容が、内藤は若い頃その女を貪るように抱いただの、山奥のラブホテルがどうのと、朝っぱらから聞く内容と思えない。何か深夜ドラマみたいな内容ですね、と話しながら歩いた。物語は終わりにかけてホラーの要素を増し、世にも奇妙な物語みたいな結末であった。

 朝からNHKがこんな放送をしていることに驚きだし、ホームページを調べてみたらアンコール放送みたいだし、人気があるみたいだ。浅田次郎って読んだことないけど、こんな小説書いているのか。

  1. 2016/10/23(日) 23:37:01|
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奥多摩つづら岩に行ってきた

 奥多摩つづら岩に行ってきた。

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↑3 一般ルート 50m IVを登る川島さん

 川島さんに誘われて以下の3ルートを登った。

 今回は雨が降らなかったものの、ガスが出てきて14:30頃切り上げた。つま先が痛かったのもある。今日も他に3パーティーくらいが入っておりつづら岩は盛況であった。

2016年秋 - 奥多摩・つづら岩
http://nakayamayu.web.fc2.com/record/2016/161022tsuduraiwa/
  1. 2016/10/22(土) 19:15:56|
  2. 登ってきた
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新田次郎「風雪の北鎌尾根」

 新田次郎「風雪の北鎌尾根」は有名な松濤明「風雪のビバーク」をもとにした小説。

 新堀篤と前島耕一が冬季初登攀を目指して入山したが、季節外れの雨、冬用テントの凍結による使用不能により、ツェルトによるビバークを余儀なくされる。そのツェルトも凍って使い物にならなくなったころ、北鎌平の登り口に到達し、彼らは雪洞を掘った。しかし、最後の頼みの綱のラジュースがこわれ、火がつかない。ほとんど眠れぬ夜を過ごした後、穂先を目指して歩き始めるものの突風によって2人は千丈沢に飛ばされる。

06kitakama_093.jpg

↑元旦の北鎌尾根(2006年冬 - 北アルプス・槍ヶ岳北鎌尾根[6/7]

 冬の北鎌尾根は困難である。私たちが登ったときも8日間かかり、入山初日は雨の洗礼を浴びた。テントが使用不能になることはなかったが、私は経験も少なく凍傷になった。

 昭和23年の年末というから当時はテントも重く、防水性も弱いものだったのだろう。テント、火器の重要性を感じさせる小説である。しかし、新田次郎は「孤高の人」や「栄光の岩壁」のように長編として松濤明を描いていない。「風雪のビバーク」があまりに有名すぎて二匹目のドジョウのそしりを免れないと考えたのだろうか。

  1. 2016/10/21(金) 00:05:07|
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新田次郎「寒冷前線」

 新田次郎「風雪の北鎌尾根・雷鳴」を読んでいる。

 短編集で収録の「寒冷前線」に目を留めた。昭和32年2月10日に奥多摩の鷹ノ巣山から六ツ石山にかけての石尾根で4人が遭難する話だ。氷川から鴨沢・七ツ石山を経由して雲取山を往復する予定であったが、天気がよいため七ツ石山から氷川へ石尾根を下る計画に変更する。鷹ノ巣山を過ぎてにわか雪が降り始め、六ツ石山の手前でビバークする。

 ひどい寒さであった。固形燃料は四人のかじかんだ手を温める役にしか立たなかった。かちかちに凍った靴の紐をといて、足をあたためる程の燃料の持ち合わせはない。四人はロウソクを囲んで、固く身を寄せ合っていた。ロウソクの火が消える時が四人にとって一番危険な時のようであった。

新田次郎「寒冷前線」,「風雪の北鎌尾根・雷鳴」(新潮文庫,1995)P.68, 69
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↑足跡の少ない七ツ石山から鷹ノ巣山への縦走路(2017年冬 - 奥多摩・雲取山

 これを読んで不思議に思った。P. 67には天候の急変は明らかになったが四人のパーティーのいる場所の近くには小屋がなかったとある。鷹ノ巣山避難小屋があるではないか。また、峰谷や日原へ下る尾根もある。

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↑鷹ノ巣山避難小屋(2010年春 - 奥多摩・雲取山

 鷹ノ巣山避難小屋が比較的新しいことを考えると当時避難小屋はなく、峰谷や日原へ下る尾根は一般的でなかったのだろうか。具体的な日時、当日の気象に言及しているところを見ると実際にあった事件を基にした小説だろう。主人公の並木という苗字も青梅でよくみる苗字だ。ひょっとしたらこの事件を機に小屋を建てたのだろうか。

  1. 2016/10/20(木) 00:38:11|
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連合赤軍が小袖川にベースを置いていた

 山本直樹「レッド」の関連。

 山本直樹「レッド」第3巻を読んだ。

 マンガ「レッド」2巻末では街中での警察からの逃亡に疲れた赤城が「このままビクビクおびえたままで武装闘争なんてやっていけるの?」とぼやく。それを見た谷川が「山を根拠地に使えるんじゃないか?」と提案する。

 第3巻では探した結果、奥多摩の小袖川にベースを構えることになる。ここでメンバーの脱走に端を発するリンチが始まり、ベースを転々としていくことになる。小袖ベースという単語でGoogleで調べるといくつかヒットする。

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↑小袖川沿いの平らなところ(2005年夏 - 奥多摩・小袖川

 小袖川という単語だと釣り師や沢登りのサイトばかりがあたるし、2005年に私も歩いたときは県境で初級の沢ということしか知らなかった。私はその後県境歩きで通った軽井沢付近があさま山荘事件の舞台と知って初めて連合赤軍について調べたのであった。そしてこの小袖川がまた東京都と山梨県の県境に当たる。

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↑銃を撃つ練習をした小袖鍾乳洞の入口(2005年夏 - 奥多摩・小袖川

 連合赤軍もまた県境であれば追っ手も来にくいと考えたのだろうか。どうも県境縦走をすると期せずして連合赤軍の舞台をめぐってしまうようで変な縁がある。

  1. 2016/10/18(火) 00:48:34|
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新宿歌舞伎町「ラーメン凪 煮干王」ローストポーク煮干ラーメン

 新宿歌舞伎町「ラーメン凪 煮干王」で遅い昼飯をとった。

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↑コマ劇場北のくねくねした通りにある

 紀伊国屋で25,000分の1地形図を買って西武新宿駅へ向かう道のり。歌舞伎町は客引きがうるさいのであまり通らないのだが、昼はほとんどいないので新宿区役所の横を通って入っていった。この通りはラーメン屋が何軒かあったのだが、真っ先に目についたラーメン凪に入った。

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↑味の好みを注文できる

 券売機でベーシックなラーメンを探すが見当たらない。よく見るとローストポーク煮干ラーメンの横に基本と書いてあるのでこれを頼む。基本のラーメンが850円とはずいぶん強気の値段設定だ。麺の量が選べるので大盛りにしておいた。

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↑ローストポーク煮干ラーメン大盛り850円

 どろっとした煮干の粉を強く感じるスープで、魚介系が好きな私にはおいしい。麺は太いちぢれ麺。麺の上に餃子の皮みたいなのが3つくらい載っていたがあれは何なのだろう。品名に書いてあるローストポークは普通のチャーシューと違いがわからなかった。

 おいしい、けど客引きがうるさい立地なのであんまり行くことはないと思う。

  1. 2016/10/17(月) 00:00:38|
  2. ラーメン
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西船橋駅北口の道路拡幅

 西船の道路拡幅がわずかながらも進んでいる。

 千葉の実家に帰るとき、よく電車代をけちって地下鉄東西線の西船橋駅から京成西船駅まで歩く。歩いて10分くらいで苦にはならないのだが、京成西船駅は普通列車しか停まらないので帰りは少し遅くなる。東西線から直通運転の東葉高速鉄道に乗るのが速いのだが値段が高い。

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↑国道14号交差点から見た拡幅区間

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↑拡幅区間の終わり

 その道が狭くて歩道の幅も1mあるかないかである。向こうから人が来るときはどちらかが歩車道境界ブロックに乗らないと行き違いができないくらいだ。車も多くて接触しそうで危ない。

 国道14号の交差点側から少しずつ用地買収・拡幅が進んでいるようだが、私が学生のときからなかなか進んでいない。先日通ってみると拡幅された区間が増えていたので思わず写真を撮ってしまった。

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↑京成西船駅前の夕暮れ

 街路事業や道路事業は相手のあることなので簡単にことは進まないが、それでも進んでいるのを見ると行政が努力している実感がある。

  1. 2016/10/16(日) 00:01:49|
  2. 千葉
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残業時間の公開によって残業を減らすという提案

 広告代理店電通での過労自殺を受けて労基が立ち入り調査を行うそうだ。

 大手広告会社・電通の新入社員だった高橋まつりさん(当時24歳)が昨年12月に過労自殺し、長時間労働による精神障害が原因と労災認定された問題を受けて、東京労働局と三田労働基準監督署は14日、労働基準法に基づいて電通本社(東京都港区)を立ち入り調査を行った。

読売新聞朝刊 2016年(平成28年)10月15日 13版 P.1

 電通には過去にも過労自殺した人がいるそうなので、業界の特性か会社の特性か、企業風土は簡単に変わらないのだろう。関連して電通過労自殺「情けない」発言教授の武蔵野大が謝罪文という記事があるが、日本は未だに100時間の残業は当たり前、という慣習が抜けきらないのだから、一朝一夕には改められようはずがない。

 いっその事、採用を市場原理に任せてしまってはどうだろうか。つまり、企業は残業時間を採用要項に公開し、それに納得する人が入社試験に応募するという仕組みだ。現状では企業が残業時間を公開する義務はないので会社説明時に入社希望者が質問すれば答えてくれるという仕組みだろう。しかし、実際には労働基準法や三六協定の上限もあるので月100時間も残業する人がいる会社が本音で教えてくれるとは限らない。だから前年度に最も残業した社員の残業時間を公開すればよい。合わせて精神疾患で休んでいる社員の数を公表するとよいだろう。

 応募要項に残業時間月100時間と書いてあれば、入社に応募する人は残業時間の目安に納得した上で応募できる。企業は実情が分かった応募者が応募してくるのでミスマッチを防ぐことができる。もし残業が多くて人が集まらないなら会社は残業を減らす努力をしなければならない。ひいては企業イメージの向上も期待できる。それができない企業は淘汰される。現在勤めている人も残業時間が減るならうれしいだろう。労基は実際の残業時間と採用時公開の残業時間が一致しているか確認するだけでよい。

 暫定的な措置として残業時間を公開するだけで、応募者も企業も納得し、長期的には残業時間の減少が見込め、事業にはお金もかからない。労基の仕事も減るだろう。この方法は労働基準法を逸脱した超法規的措置になってしまうが、現状でも過労死する人がいて今までの取り組みが劇的な効果を上げていないなら、荒療治としても悪くないと思う。

  1. 2016/10/15(土) 21:52:11|
  2. 日記
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間ノ岳の標高が1m増えて3190mになっていた

 間ノ岳の標高が1m上がって3190mになっていたそうだ。

 今回標高が改定された峰々の中でとくに話題となっているのは、山梨県と静岡県の間にある間ノ岳(あいのだけ)。というのも、この峰は改定によって3190mとなり、標高順では従来日本4位から、長野県と岐阜県間にある奥穂高岳と並ぶ3位にランクアップしたためです。

国土地理院、GNSS測量など新測量技術で87山の標高を改定。間ノ岳が3位浮上 - Engadget Japanese
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↑たおやかな間ノ岳山頂

 剱岳や北岳の標高が1m上がっていたのは知っていたが、間ノ岳は2015年に登っていても知らなかった。間ノ岳は三角点があって3189.5m、奥穂高岳は標石のない標高点なので整数値の3190mである。これだけ離れた山が同じ高さというのは滅多にない偶然だと思うし、北岳・間ノ岳の標高が増加傾向にあることを考えると、そのうち間ノ岳が奥穂高岳より高くなるのかもしれない。

  1. 2016/10/14(金) 22:03:20|
  2. 登山
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2017年は祝日4日が土曜日と重なる

 2017年は祝日4日が土曜日と重なるそうだ。

 Wikipediaによると2016年に山の日を加えて祝日が16日になったが、うち4日が実質的に消えることになる。土曜日は7日間に1日なので、確率で言えば16日の祝日のうち2.3日が土曜日に重なる計算になるが、4日は多い。

 登山に行くにもなかなかまとまった休みが取りにくくて遠出できなさそうだ。

  1. 2016/10/13(木) 01:32:30|
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終電が9:40のJR札沼線

 終電が9:40の鉄道があるそうだ。

 1日1往復になる、札沼線の新十津川駅発着列車。同駅を発着する列車の時刻は、石狩当別駅(当別町)を7時45分に発車し新十津川駅へ9時28分に到着する「5425D」列車と、折り返し新十津川駅を9時40分に発車して石狩当別駅へ11時03分に到着する「5426D」列車、わずかこれだけです。

終列車が朝 始発が最終の駅に 札沼線新十津川駅 | 乗りものニュース

 そのニュースを見たとき目を疑ったが、本当のようだ。ディーゼルカーの老朽化に伴い、3往復の列車を1往復に減らすそうだが、それにしても折り返し列車では沿線の住民は列車を使って用事を済ませることはできない。北海道だからほとんどの人が車で生活しているのかもしれないし、JR北海道も赤字は承知の上で公共事業として運行しているのかもしれないが、廃線になってしまうのは残念である。地図を見ると滝川駅に4.4kmと近いので滝川駅に接続していればまた違った運命をたどったのだろうかと思う。

  1. 2016/10/12(水) 00:03:00|
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JR土讃線坪尻駅という秘境駅

 JR土讃線坪尻駅という秘境駅がかなり秘境だ。

 以下のページでこの駅を知った。

 民家も車道もなく、普段乗降する客も1人らしい。地形図を見ると線路と駅は谷間にあって、住宅は斜面を登った木屋床というところにあるようだ。写真を見ると駅の部分だけ複線になっており、隣との駅間も長い。もともとは乗降を目的とした駅というより信号場なのだろう。

 地形図をよく見ると鮎苦谷川という川が部分的にトンネルで流され、もともとの流路が干上がっているようだ。坪尻駅も干上がった流路に位置する。鉄道を引くのに川をトンネルに付け替えたのだろうか。資機材搬入も困難な谷間でよく工事したものだと思う。

  1. 2016/10/11(火) 23:46:12|
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明神岳主稜を下ってきた

 冬に前穂高岳北尾根を計画しており、その偵察の一環として前穂高岳北尾根周辺を回った。パノラマ新道からは慶応尾根のようすを観察し、明神岳主稜は前穂高岳からの下山が可能かどうかを探った。肝心の前穂高岳北尾根は雨で登れなかったが、明神岳主稜は初めて歩いたのでよかった。

 心配していた2峰はさほど難しくなかった。しかし、5峰より下の尾根が急で滑りやすく、また枝尾根が多く、積雪期は難しそうだ。

161010myoujin_017.jpg

↑モルゲンロートに染まる明神岳主峰

161010myoujin_057.jpg

↑明神岳核心部の1つ、2峰。

161010myoujin_109.jpg

↑明神岳5峰の下りから見る上高地周辺の眺めは絶景である。

2016年秋 - 北アルプス・明神岳主稜[1/2]
http://nakayamayu.web.fc2.com/record/2016/161008myoujin/
  1. 2016/10/10(月) 20:54:52|
  2. 登ってきた
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神奈川県町田市というジョーク

 イギリスがEUを離脱することを決めたとき、東京都町田市が東京都を離脱する、というほぼ冗談のニュースを見た。

 論拠として以下が挙げられていた。

 確かに、私も都県境を歩くにあたって町田市をぐるりと回るのはかなり骨が折れた。都県境が複雑に屈曲していて直線距離の倍以上を歩いたと思う。境川沿いも旧河道の三日月湖みたいな水路が都県境として残っていて、できるだけ近くを歩こうとすると面倒であった。

 なんでこんなジグザグに県境を設定してしまったのか、自治体も管理するのに手間が大きいと思うが飛び地同様少し不思議な形の市だと思う。

  1. 2016/10/07(金) 00:01:22|
  2. 地図・県境・都市河川
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芳野満彦「新編 山靴の音」と吉尾弘「垂直に挑む」を比べて読む

 芳野満彦「新編 山靴の音」吉尾弘「垂直に挑む」を対比して読むと面白い。

 両氏はいくつかの山で同行している。2つの本を参照すると以下の3つが該当する。

 いずれも初登攀を成し遂げた登攀であり、奇しくも全て昭和33年である。当時芳野氏27歳、吉尾氏21歳ということになる。

 そもそもアルムクラブの芳野氏と朝霧山岳会の吉尾氏がなぜ一緒に山に登るようになったのか。同行のきっかけは北岳バットレス中央稜初登攀を狙う複数のパーティーがいたことである。無雪期に中央稜にザイルをフィックスしたものがあるという噂が流れ、いかに他パーティーに先んじるかをそれぞれが策を練っていたところ、日本山嶺クラブの奥山章氏のつてで合同で登ることになったそうだ。

 だいたい、吉尾氏が感情的な、芳野氏があっさりとした記述をしている。北岳バットレス中央稜第3ピッチ、第4ピッチにてそれぞれ以下のように書いている。

 しばらく辛抱していると、奥山さんと小板橋君が確保位置を改め、四番の芳野氏を確保し始めたようだ。(中略)

「小板橋くーん。どうしたんだ。登ってきてくれ。セーターだけなんだ。我慢できないよー。ザックだけでも上げてくれ。たのむ。たのむー」(中略)

 私は少しでもバランスをよくするため、一枚でも薄着をして、たとえわずかでも登攀の可能性を高めようと、ヤッケも来ていなかった。(中略)

 しかし、芳野氏はもっと大変だったのだ。その原因は彼の切断された足にあった。第一のオーバーハングを乗り越そうとしてアブミに乗った瞬間、踵しかない足でつま先をかけて乗ったために靴が脱げてしまったのだ。彼は第三ピッチをオーバーシューズの中に靴をぶら下げたままで登ってきた。

吉尾弘「垂直に挑む」(中公文庫,1980)P.52, 53

 第三ピッチには三番の奥山兄まではスムースに行ったが、四番の僕になり急にピッチは鈍ってきた。荷が重すぎたのと、アブミが踏み切れず何度も失敗し、やっと空身になり五番に荷をあずけて、ハングを乗越えた。が、アブミを踏み切る瞬間にアイゼンが残り、ナイロンの靴紐がとけて靴が脱げそうになった。オーバーシューの細ヒモだけで足についている状態だった。時間の消費とトップ二番を寒気に追いやり、三番の奥山兄は長時間の確保のため、きわめて小さなスタンスに無理に立っていたので、軽い凍傷にやられた。

芳野満彦「新編 山靴の音」(中公文庫,1981)P.94, 95

 また、剱岳チンネ正面壁にアタックする日のこと。テントで起床したときの気まずい様子はそれぞれ以下のように書いている。

「おい、起きろ」(中略)

 いやに眠いので時計を見ると、まだ午後8時(9日)である。罪なことをするものだと、さすがに私もむっとして聞いてみた。

「出発は午前1時のはずなのに、まだ5時間もある。時計を見たのですか」

「お前らがいつもモタモタしているからだ。今から準備しなければ間に合わない。田中、お前すぐ食事の支度をしろ」

 田中が羽根だらけのシュラーフから、のそのそと熊のように這い出してきた。私は芳野氏に対して我慢できなくなっていた。その気配を敏感に感じ取った田中に肩を押さえられた。

「我慢しろよ。トラブルは起こすな。アタックがすめば帰りじゃないか」(中略)

 アタックの装備についてもトラブルがあった。私はチンネを登るために軽装を主張したのだ。芳野氏はツェルト、コンロなど通常の装備の他にシュラーフカバーやら、その他ビバーク補助用具を持参するといって聞かない。彼は常にビバークを考えている。私は夜中でも下降する方が好きなのだ。山の登り方が違っていたのだ。結局、田中がキスリングを背負い、持参することになった。

吉尾弘「垂直に挑む」(中公文庫,1980)P.74

 起床は夜の十時ということになっていたが、僕はもう、夕方五時には空腹とアタックの興奮のため眼が覚めてしまった、というより眼がさえてしまったのだ。吉尾君も田中君も、冬眠中の熊のように寝ている。シュラーフをゾロメキで焦がしているので、まるで鳥小屋に寝ているようなミジメな姿で時の経つのを待った。ベンチレーターから冷え冷えとした外気とともに星の煌めきが眼に入った。もう夜になったのだ。吉尾、田中両君をゆり起す。出発予定の十二時までまだ五時間もある。出発準備にはありあまる時間であったが、けっこう食べたり飲んだりいそがしかった。アタック用の食料や三ツ道具などを分担し、ザックに詰めてみるが、とてもサブザックでは入りきらない。田中君にはご苦労だが大ザックを背負ってもらう。

芳野満彦「新編 山靴の音」(中公文庫,1981)P.106

 異なる山岳部の人間が一緒に山に登る際は文化の違いを強く感じさせる。高校、大学、社会人と3つの登山系の部に所属してきた私にもわかる。道具の呼び方ひとつとっても巻き紙、トレペ、トイレットペーパーないし紙と異なる。

 特に吉尾氏より芳野氏の方が年上なので対立する事項があると主導権は芳野氏にあったのだろう。吉尾氏は穂高岳屏風岩中央カンテの項で以下のように書いている。

 私はチンネの登攀以来、がっちり彼に行動の主導権を握られている。今回は特に対等な立場でザイルを結びたいと欲していたので、その布石の一つのつもりだった。

吉尾弘「垂直に挑む」(中公文庫,1980)P.113

 双方の本には上記の3つの山行以降同行したという記述はない。お互い数々の初登攀を成し遂げるほど強固な意志と強烈な個性を持つ登山者であり、何日も生活を共にする雪山では衝突も多いのだろう。別々に登山を続けるのもわからなくもない。

  1. 2016/10/06(木) 00:02:42|
  2. 書評 - 山岳
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Appleからのアンケートのお願い

 Appleからアンケートのお願いが来た。

160919questionnaire.png

↑Appleから届いたメール「お客様のMacに関するアンケートにご協力ください」

 メールのフォントがMSゴシックみたいにダサいので、フィッシングサイトか何かかと思ったが、どうやら本当にAppleが送ってきているようだ。

 内容は3年前に購入したMacBook Air Mid 2013に関すること。Macを使う場所、電池の持ち、家にある他のApple製品やデバイスの種類、バックアップの頻度、家族の使用の有無などを尋ねられた。MacBook Airに追加してほしい機能は何かという自由回答があったが、特に思い浮かばなかったので「Retinaディスプレイの搭載」と記入しておいた。

MacBook Airで、Ethernetケーブルを使ってインターネットに接続することはありますか?

↑MacBook Airで、Ethernetケーブルを使ってインターネットに接続することはありますか?

 上のような不思議な質問もあった。MacBook AirにはEthernetケーブルを接続する穴がないので、使用できないはずだが、裏技でもあるのだろうか。だいたいAppleはMac OS 9からMac OS Xへの移行やFDDの廃止など、ユーザーの利用状況を聞かずにいきなり廃止するので、今更こんなこと聞くなよ、と思うのだが、CEOがティム・クックに変わって方針が変わったのだろうか。

  1. 2016/10/05(水) 00:17:00|
  2. コンピュータ
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YAMAHAのコピペがある程度本当らしい

 YAMAHAのコピペがある程度本当だそうだ。

 YAMAHAのコピペというのは以下のもの。

ヤマハの歴史
・最初は輸入ピアノの修理→楽器関係作る
・楽器やってた流れで電子楽器も作る→DSPも作る
・DSPを他に利用しようとして→ルーター作る
という流れで、楽器、電子機器、ネットワーク関係の製品を作るようになった。

じゃ、なんで発動機や家具とかも作ってるかというと、

・ピアノの修理で木工のノウハウが溜まる→家具を作る→住宅設備も作る
・戦時中に軍から「家具作ってるんだから木製のプロペラ作れるだろ」といわれて戦闘機のプロペラ作る→ついでにエンジンも作る
・エンジン作ったから→バイクも作る
・エンジン作ったから→船も作る→船体作るのにFRPを作る
・FRPを利用して→ウォータースライダー→ついでにプールも作る
・プールの水濁ったんで→浄水器作る
・失敗作の浄水器で藻が大繁殖→藻の養殖始める→バイオ事業化

 これをYAMAHAに直接聞きに行った記事があった。概ね合っているようだ。

 一応、AだからB、BだからCというように続きの説明になっているのだが、それにしても経営の多角化というにはあまりに広がっている。経営の多角化にはリスクの分散という利点があるが、ノウハウのない分野は失敗する可能性が高く、その分野の会社を買収して参入する方法が多いような気がする。一方、YAHAMAの場合は自社の技術力で他分野へと拡大していったようだ。当時の社長の一存で決まっていたようだが、それについていった技術陣もすごい。

 ネットは根も葉もない噂が広がりやすいが、こうやって検証してくれる記事は参考になる。

  1. 2016/10/04(火) 00:03:12|
  2. 日記
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「ガセ」の語源

 誤報のことをガセというが、何から来ているのか調べてみた。

 Mac OS付属の辞書.app スーパー大辞林にはヒットしない。Googleで調べてみると、

 ガセは、もともと偽物という意味で、人騒がせ(ひとさわ「がせ」)からきたという説がある。

ガセネタ - Wikipedia

 札→ダフ屋、ネゴシエーション→ゴネるなど、隠語としての日本語は語順を逆さにするイメージだが、ガセはずいぶん変なところをピックアップした言葉だと思う。確かに濁音で目立ちやすい箇所ではある。なかなか通じにくいだろうによく広まったもんだと思う。

  1. 2016/10/03(月) 22:11:44|
  2. ことば
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丹沢・水無川源次郎沢に登ってきた

 丹沢・水無川源次郎沢に行ってきた。

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↑F10がなかなか難しかった

 F5、F6、F10でザイルを出し、主だった滝はすべて直登した。初級の沢だが、ていねいにすべての滝を登ったので充実した。他にも2人組と単独行がいてF10で追い抜いて行った。

 天気はくもり、登るにつれガスだったが、花立山荘では晴れていた。気温は高く、10月に入ったが沢登りに向いた天気だった。

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↑花立山荘は晴れていて富士山が見えた。

 今まで水無川流域でヒルに食われたことはなかったのだが、今回みんな少しずつ食われていた。ヒルは見た目からして嫌なものだ。

2016年秋 - 丹沢・水無川源次郎沢
http://nakayamayu.web.fc2.com/record/2016/161002genjirou/
  1. 2016/10/02(日) 19:02:41|
  2. 登ってきた
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福生駅東口付近にイノシシが出たらしい

 21時に流れる福生市の防災無線の関連。

 今朝9時半頃福生市の防災無線が放送をしていた。その内容が意外なものであった。

 今朝方より福生駅東口付近にてイノシシが目撃されています。近隣の皆さん、ご注意ください。

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↑ふだんの福生駅東口

 放送は繰り返して流れるので1回目の放送で耳を疑い、2回目の放送でやっぱりイノシシであった。福生はいくら西多摩の山が近いとはいえ、住宅地と商業地があるのでイノシシが歩いているイメージはないのだが、多摩川沿いに迷ってきたのだろうか。それにイノシシは夜行性だと思っていたが昼にも行動するのだろうか。意外と自然が多いことを感じる放送であった。

  1. 2016/10/01(土) 12:08:55|
  2. 福生
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