島ノ中ニ有リblog

島の生活とか、登山とか、Macとか、日記とか

リスキー・シフト - 野口 薫ほか「新版 心理学入門」(3)

 伝言による物語の変容 - 野口 薫ほか「新版 心理学入門」(2)の続き。

 たとえば、何らかの案件への対応策として、失敗のおそれは少ないとしても成果も小さい地道な方法から、失敗の危険は高くとも成果も大きい大胆なものまでいくつかの方略が考えられる場合、集団討議に基づく決定は各成員の当初の意見を折衷した中庸なものに落ち着くことが多いのだろうか。この点については、むしろ集団の決定が個人の決定よりも危険で大胆な方向に移行する傾向が指摘されており、その現象は「リスキー・シフト」と名づけられている。

 個人よりも集団で決定を下すときの方が失敗に対する責任が分散されやすい。安全で保守的な意見よりも危険で大胆な意見の方が影響力を発揮しやすい。

野口 薫、糸魚川 直祐、伊藤 隆二、辻 敬一郎、青木 孝悦、萩原 滋「新版 心理学入門」(有斐閣新書,1996)P.201

 直感的には集団討議の結果は全員がそれなりに納得するものなので、最も平均的な意見が採用されやすい気がする。しかし実際には「危険で大胆な意見」が採用される。これは少し意外であったが、「責任が分散されやすい」という理由で納得した。

 「危険で大胆な意見」がよいことか悪いことかはその議題にもよるし、結果を見てみないと判断出来ないことだが、中庸的な意見を求めるために集団討議を行うのはあまり好ましくないということだ。

 集団討議がうまく行かない例として「自転車置き場の議論」がある。身近な事柄はそれを議論することが重要か否かであるに関わらず、議論が白熱するということのたとえである。役所の仕事が非効率的と言われるのもこの辺が原因かもしれない。

 合議制とは必ずしも有効な手段ではない。しかし合議によらずに関係者の合意を得るのは難しい。社会的ジレンマは解消が難しいと思う。


新版 心理学入門 (有斐閣新書)新版 心理学入門 (有斐閣新書)
(1990/05)
野口 薫糸魚川 直祐

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  1. 2010/05/31(月) 22:41:09|
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伝言による物語の変容 - 野口 薫ほか「新版 心理学入門」(2)

 感覚遮断による幻覚 - 野口 薫ほか「新版 心理学入門」(1)の続き。

 また、F. C. バートレットは、イギリス人学生を対象にした実験で、北アメリカの地方に伝わる話を学生の一人に聞かせ、その内容を順に別の学生に語り継がせてみた。すると、イギリス人の習慣に合わない内容や容認しづらい個所が、脱落したり自分たちに合うように変わったりした。

野口 薫、糸魚川 直祐、伊藤 隆二、辻 敬一郎、青木 孝悦、萩原 滋「新版 心理学入門」(有斐閣新書,1996)P.73

 伝言ゲームの面白さは、伝言が人から人へと伝わるたびに変容していくことにある。伝言ゲームがなぜゲーム足りうるかというと、参加者全員に最後に当初の伝言が知らされ、変容した伝言との違いが明らかになるからである。

 しかし口伝によって何十年、何百年も語り継いでいるものはゲームにならない。当初の伝言がわからないからだ。例えば日本の昔話は今でこそ柳田国男の取りまとめた本や市販の絵本で知ることができるが、昔は口伝で伝えられていた。

 昔話というもの最初から、ほんの僅かな人で一しょに聴き、又其中でも一人か二人かが、それを後から生れてくる者に、話して聴かせることが出来たのであります。作りごとをする必要が少しもないと共に、知らずに間違えていても、それを直してくれる者はいませんでした。長い年月の間には、村により又家庭によって、少しずつ変わってくるのはあたりまえのことであります。(中略)そうしてその面白いところだけが特別に詳しく話されるようになって、他の残りの部分がおいおいに取れたり落ちたり壊れたりするのであります。

柳田国男「日本の昔話」(新潮文庫,1983)P.15 はしがき

 となると、昔話もそのうち変わっていくのだろうか。確かに私は「山へ柴刈りに行くおじいさん」も見たことがないし、「川へ洗濯へ行くおばあさん」も見たことがない。「柴刈り」の目的すら分からない。薪代わりか枝落としか。

 現代では昔話を文字で伝えられるが、時が立つにつれ現実と文字で伝えられる物語の世界は乖離が激しくなるだろう。そうすると物語は誰も理解できなくなり、口伝されることがないため、伝え手の経験に基づき物語が変容することはなくなる。文字によって聖書のように一字一句不変のものとして固定化されるのかもしれない。

 誰も理解できなくなるという点で、変容しなくなった昔話は、昔話として死を意味するのかもしれない。

 一方で、私が柳田国男「日本の昔話」で取り上げた「水蜘蛛」「御辛労の池」のような不気味で訳の分からない話はどうして今まで残っているのだろう。おそらく「池に近づくな」というような警告の意味もあろうが、それにしてももう少し単純な話が作れそうなものだ。一見、訳の分からない物語にはユングの言うところの集団的無意識が作用しているのかもしれない。


新版 心理学入門 (有斐閣新書)新版 心理学入門 (有斐閣新書)
(1990/05)
野口 薫糸魚川 直祐

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  1. 2010/05/31(月) 22:25:00|
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マチガ沢で練習してきた

10machiga_15.jpg

↑マチガ沢二の沢にて登下降の練習

 マチガ沢で雪上の練習をしてきた。

 雪上の登下降、滑落停止、腰がらみ、スタンディングアックスビレイを行った。

 1日目の滑落停止の最中、雪面にささった枝切れで鼻の穴を切ってしまい、鼻血を出してしまった。けっこう痛かったが、しばらくで血も止まった。

 あとマチガ沢で大々的に「マチガ沢スキー大会」というのをやっていた。いつもはスキーの社会人サークルひとパーティーくらいが滑っているくらいなのだが、この土日は50人くらいいただろうか。

2010年春 - 上越・谷川岳マチガ沢
http://nakayamayu.web.fc2.com/record/2010/10machiga/
  1. 2010/05/30(日) 20:50:42|
  2. 登ってきた
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MacOSXプレビューでPDFを圧縮する

 MacでつくるPDFはサイズが大きい。

 何とかならんかと調べてみた。Mac OS X 10.5 HelpによればプレビューでPDFを圧縮できるようだ。

PDFcompression1.png

↑もとのサイズは7.3MB。

PDFcompression2.png

↑プレビューで「別名で保存」ダイアログを開き、Quartzフィルタから'Reduce File Size'を選択。

PDFcompression3.png

↑圧縮すると132kBに減った。

PDFcompression4.png

↑左が圧縮後、右が圧縮前。特に品質が下がっているようには思えなかった。素人が使う分には十分そうだ。

Mac OS X 10.5 Help: PDF ファイルを圧縮する
http://docs.info.apple.com/article.html?path=Mac/10.5/jp/9021.html
  1. 2010/05/29(土) 00:09:23|
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日本山岳会多摩支部設立、都県境90キロ踏破を計画 

 日本山岳会に多摩支部ができ、支部発足の目玉イベントとして都県境の山を歩くそうだ。

都県境90キロ踏破を計画 日本山岳会多摩支部を設立

 目玉企画の「都分境嶺踏査」は、神奈川県に接する草戸山(364メートル)を起点に、山梨県境の三頭山(1531メートル)、埼玉県境の棒ノ折山(969メートル)などをたどる全長約90キロのコース。

都県境90キロ踏破を計画 日本山岳会多摩支部を設立 - MSN産経ニュース(抜粋)

 私はすでに都県境のうち山岳部の縦走は終えている。首都圏から近いので私以外にもけっこう歩いた人がいるかもしれない。

小菅川渡渉

三頭山北面にて小菅川を渡渉する

06mitou_22.jpg

↑三頭山北西県境尾根を登る

 僭越ながら思いつくことを述べると、大部分に登山道があり、比較的容易に進むと思う。難しいのは小袖川大寺山北面三頭山北面くらいだろうか。あとは登山道があるので他県の県境より容易だと思う。

 日本山岳会千葉支部も房総半島の分水嶺を歩くらしいし、日本山岳会は中央分水嶺踏査の後、目的を失っているのだろうか。でも道のない房総半島の分水嶺を歩くよりはよっぽど楽だと思う。

  1. 2010/05/28(金) 00:25:56|
  2. 地図・県境・都市河川
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MacOSX10.5のTime Machineでファイルを復元した

 findとexecでマルチファイル置換したらJPEGファイルが開かなくなったの関連。

 2010年春 - 千葉県・九十九里町真亀~旭市飯岡を受けて、最近書き換えていない関東県境縦走の記録(途中経過)を書き換えようと思ったら、地図のデータを含んでいるアップルワークスのファイルが壊れて開けなかった。どうやらfindとexecでマルチファイル置換したらJPEGファイルが開かなくなったの影響のようだ。

100417cwkerror.png

↑アップルワークスのエラーメッセージ

 前回は仕方ないのですでにサーバに置いてある変換前のJPEGファイルをローカルに置いたのだが、アップルワークスのファイルはそもそもアップロードしていない。少し考えたらMacOSXのTime Machineをかけているのを思い出した。で取り出してみた。

100523timemachine01.png

↑開けないファイルを含むフォルダをFinderで表示。

100523timemachine02.png

↑メニューバーからTime Machineに入る。

100523timemachine03.png

↑Time Machineに入ったところ。

100523timemachine04.png

↑右端のタイムラインから残っていそうな時期を選ぶ。グレー表示の時期はバックアップが無いようだ。

100523timemachine05.png

↑時期を選ぶとそのときのフォルダの様子を表示。

100523timemachine06.png

↑復元したいファイルを選び、右下の復元ボタンをクリック。

100523timemachine07.png

↑エラーメッセージが表示されるので希望するコピーの仕方を選択。

100523timemachine08.png

↑無事ファイルを開くことができた。

 まあ地図をすでに廃盤になったアップルワークスで保管しているのもなんだけど。

  1. 2010/05/27(木) 00:02:18|
  2. コンピュータ
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感覚遮断による幻覚 - 野口 薫ほか「新版 心理学入門」(1)

 ウェーバーの法則とフェヒナーの法則の関係をジャネの法則に適用する(1)(2)で書いたウェーバーの法則とフェヒナーの法則は、大学のとき読んだ有斐閣新書の心理学入門で出てきて、「心理学に対数関数を使うなんて面白い」と思って覚えていた法則であった。

 特に心理学の講義を受けていたわけでもなく、なんとなく図書館で借りて読んだのだが、いつだったかブックオフで見つけ、再読しようと思って購入し読んでいる。でも何回も版を重ねているためか買った版にはウェーバーの法則とフェヒナーの法則は載っていなかった。

 それとは別に第一章「外界を知るはたらきー知覚」の項で、初めて目の見えた人の体験が書かれていて興味深かった。

 生後何年も目の見えなかった盲人が開眼手術を受けた場合、どのような視覚体験をもつのであろうか。眼帯をとったら、そこに母親の感激している顔が見えるという、ドラマチックな情景は、実際にはありえない夢物語にすぎない。

 M.v.ゼンデンの記録によると、開眼直後は、触覚によって熟知していた事物さえも、視覚によっては把握できない。わずかに明暗の印象が生じるに過ぎない。その後、色調が区別されても、形のない明暗と色の雑然とした混沌状態が体験されるばかりであるという。

 しかし、やがてある色調をもったものが、ほかから分離し、きわだって見えてくる。それがなんであるかは、わからないが、ほかのものとは違うことがわかるようになる。

 ついで、物の輪郭を探るようになる。輪郭をたどり、角の数を数えることによって、物の正しい把握ができるようになる。このような図形の部分をたどる過程を反復することによって、最終的には図形全体を即座に知覚することができるようになる。

野口 薫、糸魚川 直祐、伊藤 隆二、辻 敬一郎、青木 孝悦、萩原 滋「新版 心理学入門」(有斐閣新書,1996)P.47-48

 また、もともと目の見える人であっても感覚遮断実験によって幻覚が起こることを示している。

100626kankaku-shingigaku.jpg

↑視覚・聴覚・触覚を奪う感覚遮断(野口 薫、糸魚川 直祐、伊藤 隆二、辻 敬一郎、青木 孝悦、萩原 滋「新版 心理学入門」(有斐閣新書,1996)P.42

 部屋全体が波うって、流れ出す…床も壁もいたるところで波うっているーおそろしい光景だ。自分の眼を開けているのがむずかしい。視野は混沌としている…

W.ヘロン、1957

 さらに、形や色の変化が報告された。垂直、水平のふちが、凝視しないかぎり、曲がって見える。色は輝き、とくに明るくなる。また、はっきりした刺激がないのに、鮮明な視覚像が報告された。すなわち、いろいろな幻覚が生じた。たとえば、図1.25(b)のように、自分が二人いる、どっちが本当の自分か不安になる、と報告された。

野口 薫、糸魚川 直祐、伊藤 隆二、辻 敬一郎、青木 孝悦、萩原 滋「新版 心理学入門」(有斐閣新書,1996)P.43

 手塚治虫「火の鳥・復活編」冒頭で、レオナが生き返ったとき、人が石や土くれでできた無機質なものに見えると述べていたが、あながち嘘ではないのかもしれない。


新版 心理学入門 (有斐閣新書)新版 心理学入門 (有斐閣新書)
(1990/05)
野口 薫糸魚川 直祐

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  1. 2010/05/26(水) 00:47:00|
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東京府北豊島郡高田町のマンホール

100524toshima-manhole.jpg

↑「高」の文字の刻まれた東京府北豊島郡高田町のマンホール

 低い雲、霞んで見えたサンシャインビルの続き。

 日本住宅公団のマンホール東京府のマンホールの関連。

 雑司が谷霊園から池袋まで歩くとき、南池袋2丁目で私道っぽいところに迷い込んでしまったのだが、そこで見慣れぬマンホールを見かけた。

 進め!マンホールの蓋調査隊によれば、東京府北豊島郡高田町のマンホールのようだ。東京府北豊島郡高田町が弦巻川の暗渠化を行ったようなので、流域のこのあたりも下水道工事を行ったのかもしれない。

  1. 2010/05/25(火) 00:05:36|
  2. 地図・県境・都市河川
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低い雲、霞んで見えたサンシャインビル

 今日は雨だった。雑司が谷霊園から池袋まで歩くとき、池袋サンシャインのビルが見えたが、屋上まで見えなかった。雑司が谷霊園からサンシャインビルまでは水平距離500mほどしか離れていないのだが、だいぶ雲が低かったようだ。こんな日はビルの上から外を眺めても霧で何も見えないのだろうか。

100524sunshine01.jpg

↑雑司が谷霊園から見上げる池袋サンシャインのビル。上部が霞んで見える。

100524sunshine02.jpg

環状5の1号線事業用地から見上げるサンシャインビル。まだ霞んでいる。

100524sunshine03.jpg

↑東池袋交差点から見上げるサンシャインビル。ようやく屋上まで見えた。


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  1. 2010/05/24(月) 23:33:00|
  2. 東京
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私の高校の強歩大会と他の高校の強歩大会

 先日歩いた千葉県・九十九里町真亀~旭市飯岡の記録では、そのうちの今回歩いた九十九里町真亀~旭市飯岡のうち、のさか望洋荘から片貝漁港までの間約20kmは高校の強歩大会で3回歩いていると書いた。

 その強歩大会の完歩証を探してみたら見つけた。

100523kyoho01.jpg

↑高校の強歩大会の完歩証

100523kyoho02.jpg

↑強歩大会に参加した人に渡されるキーホルダー。校章を図案化している。

100523kyoho03.jpg

↑キーホルダー裏側。何回目の強歩大会か刻印されている。

 強制参加のはずだが、3年生にもなるとクラスの三分の一くらいは休んだりする。でも私は当時から歩くのが好きだったので毎回参加していた。

 調べてみると他の高校でも強歩大会は行われているようだ。しかも50kmを越えるような厳しいものが多いようだ。

 Wikipediaの項目を見ると道立北見北斗高校の71kmや県立甲府第一高校の75.3km、県立浦和高校の約50kmなど参加する方も開催する方も大変だと思う。

 私が一度に歩いたことのある長距離は都県境・すずかけ台駅から川崎市麻生区向原二丁目までの48.9km、JR青梅線川井駅から大菩薩峠までの48.2km、こないだの千葉県・九十九里町真亀~旭市飯岡の43.2kmくらい。私も40kmそこそこで音を上げてはいられないということか。

  1. 2010/05/24(月) 00:18:51|
  2. 千葉
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成田空港~横芝屋形海岸の空港シャトルバス

 昨日、九十九里町真亀~旭市飯岡を歩いてきたのだが、帰りの交通が面倒であった。


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↑Google Transitによる推薦経路。佐倉、成田乗り換え。

 私が真っ先に思いついたのも、Google Transitによる推薦経路と同じであった。しかし佐倉~成田間をJRと京成で行き来しなければならない。この行き来をなくすにはJR佐倉駅から京成佐倉駅まで歩く必要があるが、丘を越えて徒歩30分ほどかかる上、膝が痛かったので佐倉乗り換えは諦めた。そのため佐倉乗り換えと成田乗り換えの間をとって酒々井乗り換えで帰った。酒々井ならば徒歩10分ほどで乗り換えられる。

 しかし、どの経路にしても美しくない。もう少し美しいルートがあるのではないか。

 そこで考えたのが成田空港発着のバスである。空港アクセスのバスは各地に走っているし、京成線は成田空港にはそこそこ本数が入っている。で、見つけたのが芝山鉄道延伸連絡協議会によって運行されているその名も空港シャトルバスである。

↑空港シャトルバスのルート

 このバスは成田空港第2旅客ターミナルから、芝山はにわ道を通り、横芝屋形海岸まで運行されている。途中、JR総武本線松尾駅前の松尾IT保健福祉センター前というバス停を経由するので鉄道との乗り換えが可能である。

 山武市のウェブサイトによれば1日12往復走っており、成田空港から松尾駅まで所要時間40分、料金も250円と安価である。

 今度使ってみようかと思う。

 ただこういう公費を投入したバスは仮のもの(このバスは芝山鉄道が延伸するまで)だったり、社会実験的だったりするので、財政が悪くなるとあっさり廃止されるおそれがある。便利な半面いつまで使えるのか不安でもある。個人的には小海線羽黒下駅から臼石荘まで行く際、前年使った佐久穂町営バスが廃止されていたことがあった例がある。

  1. 2010/05/23(日) 19:18:28|
  2. 鉄道
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Googleのロゴがパックマンになっていた

 私はブラウザのホームページをwww.google.co.jpにしているのだが、今日ブラウザを起動した状態で新規タブでメールを読んでいたら変な音がした。ファンの音だろうかと思ってよく調べてみたらgoogleのトップページのロゴがパックマンになっていた。

100522pacman1.png

↑ゲームスタート時(正確には2周目のスタート時)

100522pacman2.png

↑点々をすべて食べ終わった状態(1周目)

 しかも遊べたので遊んでみた。5回目くらいで何とかクリアできたが、またはじめと同じ状態に戻り、延々と続くみたいなので、そこで打ち切った。けっこう楽しかった。

 ゲームオーバーになると自動的にパックマン30周年の検索結果に移り、パックマンが誕生して30周年と分かった。

  1. 2010/05/22(土) 22:41:07|
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同潤会アパート「上野下アパートメント」

 台東区役所に行くときに「上野下アパート」という古めかしいアパートが建っているのが気になっていたが、それが同潤会アパートと分かった。

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↑上野下アパート。階段の左右に部屋がある昔のアパートのスタイル。

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↑大きな木が生えている。4階がせり出しているのが特徴的。

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↑右側が東棟。

 古いながらも味のある建物で、同潤会アパートとは知らずに目に留めた。いい作品というのは凡人にも伝わってくるのだなあ。


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  1. 2010/05/21(金) 00:04:53|
  2. 東京
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矢野健太郎「すばらしい数学者たち」

 ピタゴラス、アルキメデス、タルタリアとカルダノ、パスカルなど有名な数学者のエピソードをメインに、それぞれの数学者の業績に触れていく、どちらかというと数学嫌いな人向けの本。あまり知られていないエピソードも織り込まれているので数学を知っている人も楽しめる。

ピタゴラスの音階
ドとソと高いドは弦の長さの比が調和数列になっていて、振動数がその逆数の等差数列になっているそうだ。でもドレミファソラシドのそれぞれの振動数は決まった数列にはならないようだ。
ユークリッド「この男にお金をおやり」
幾何学を習い始めた青年がユークリッドに「何の得があるのでしょうか」とユークリッドに問うたら、ユークリッドは「この男にお金をおやり。この男は、学問をしたら何か現実的な得をしなければならないと思っているようだから」と答えたそうだ。学問の本質は本人の探究心によるということを思い知らされる言葉。
フェルマーによる微分
フェルマーは曲線y = f(x)の極値をとる変数の値xを、ある点x0のとる値y = f(x0)と微小距離e離れた点のとる値y = f(x0+e)は等しい、ということから求めた。極値に限っているが、やり方は微分の方法と変わらない。微分はニュートンとライプニッツがそれぞれ発見したといわれているが、フェルマーも惜しかったのか。

 といった感じ。


すばらしい数学者たち 改版 (新潮文庫 や 10-3)すばらしい数学者たち 改版 (新潮文庫 や 10-3)
(2008/06)
矢野 健太郎

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  1. 2010/05/20(木) 22:42:57|
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幸田文「崩れ」

 いつだったか読売新聞の書評欄で見かけて「崩れ」に着目するとは面白いエッセイだと思い、買ってあった本。日本の秘境を読んだとき、安倍奥の大谷崩が取り上げられており、その関連で読むことにした。

 著者は各地の崩れ見学の端緒となった大谷崩を見たときに以下のように述べている。

 そして、あたりをぐるっと見て、一度にはっとしてしまった。巨大な崩壊が、正面の山嶺から麓にかけてずっとなだれひろがっていた。なんともショッキングな光景で、あとで思えばそのときの気持は、気を呑まれた、というそれだったと思う。自然の威に打たれて、木偶のようになったと思う。とにかく、そこまでは緑、緑でうっとりしていて突如そこにぎょっとしたものが出現したのである。

(中略)

 立ちつくしてみるほどに、一時の驚きや恐れはおさまっていき、納まるにつれて――いま対面しているこの光景を私はいったい、どうしたらいいのだろう、といったって、どうしようもないじゃないかーーというもたもた気持ちが去来した。

幸田文「崩れ」(講談社文庫,1994)P.8-9

 「崩れ」にショックを受けた著者は富士山大沢崩れ、桜島、有珠山、常願寺川と日本各地の「崩れ」を訪問していく。年齢72歳の著者は「崩れ」に何を見たのか。本にははっきりとは書かれていないが、崩れに無常観や諦観を重ねていたのではないだろうか。

 筆者を各地の崩れ見学に駆り立てた理由は分からないが、明確には述べ得ない衝動的なものではないかと思う。それがわかるのは私もまた老いたときだろう。


崩れ (講談社文庫)崩れ (講談社文庫)
(1994/10/05)
幸田 文

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  1. 2010/05/20(木) 00:09:17|
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大内尚樹編「日本の秘境―人跡未踏?の秘境を訪ねる」(別冊太陽)

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2001年に訪れた知床岬

 「とにかく沢登り」で取り上げられており、読んでみたいと思っていたがなかなか見つけられなかった本。こないだ秋葉原のブックオフで1,150円で売っていたので購入。収録されている秘境の一覧も上記サイトに掲げられている。

とにかく沢登り:別冊太陽 日本の秘境
http://blog.livedoor.jp/castaway/archives/50405206.html

 国内の42の秘境が取り上げられており、その中で私が行ったことがあるのは3箇所。知床岬、ウィーヌプリ、大雪山系地獄谷温泉とすべて北海道だ。それぞれ入山から6日目、6日目、4日目に訪れており、アクセスも悪い。知床岬の何もない草原、白骨化したハイマツのしげるウィーヌプリ、山奥に煙を吹く地獄谷温泉とどれも秘境にふさわしいと思う。

魅力的に感じた秘境

 この本に載っている秘境で魅力的に思った箇所をあげる。

利根川ヒトマタギ
利根川本流にある、文字通り流れを「ひとまたぎ」できるところ。利根川源流の谷は行ったことがないのでもともとあこがれがあったが、本文にはかつて行われていた鉱山開発についても述べられており、魅力が増した。旧鉱の沢、剣ヶ倉沢から掘り出し、滝ヶ倉沢出合、剣ヶ倉沢にあった鉱山小屋で精錬されて越後沢出合、中尾ツルネを経て十字峡に搬出されたそうだ。
八丈小島
千葉高山岳部OB会 会報武田泰淳「流人島にて」(「ひかりごけ・海肌の匂い」収録)で触れたように、八丈小島は訪れてみたい島の一つ。島なんてしまなみ海道の島くらいしか訪れたことがないけど、離島という山にも似た不便な状況は惹かれるものがある。
越後駒ヶ岳金山沢鉱山跡
佐梨川奥壁にある鉱山跡。日電歩道さながらの岩を削った道の奥に鉱山の入口がある。圧倒的に迫る岩の壁とそこに残した人間たちの爪痕の対比がすばらしい。
剱沢大滝
行くのはまったく無理だが、秘境「黒部渓谷」にある「幻の滝」といえば自ずとロマンが感じられるものだ。高岡に住んでいたことがあったからか子供のときから存在は知っていた気がする。
称名川ゴルジュ
これも私には行くのは無理なのだが、ゴルジュ自体があまりに険しくその全貌もよく分かっていない谷というのはもう国内にはほとんどないのではないだろうか。急峻に切れ込んだV字谷と谷底部に連なる滝と淵の連瀑帯は自然の造形美と言えよう。一方で近くを立山黒部アルペンルートが走り、称名川上流には雷鳥沢キャンプ場があり、常に人が行き来しているというのは皮肉にも似た面白さがある。

掲載されていなかったが、私が推薦する秘境

 一方で選に漏れたのか以下の秘境もあってよさそうに思えた。

岩塔ヶ原
尾瀬ヶ原猫又川右俣の上流に広がる湿原。2chのスレッド「尾瀬 岩塔ヶ原について」で知った。「とにかく沢登り」でもB級秘境、探検しませんか?いやあ、熱いですよコレは。とりあげている。水源地保護のため登山・立入禁止区域に指定されており、写真もあまりないのが秘境っぽさを引き立てる。とりあえず上記のスレッドはオススメ。
小串硫黄鉱山
群馬県嬬恋村大字干俣にあった鉱山。すでに廃鉱、無人。現在は群馬側からの道がなく、長野側須坂から毛無峠を越えて入るしかない。周囲は硫黄の精錬のためか木はなく笹原が広がっている。特に鉱山の部分は笹も生えておらず灰色の台地が広がっている。私は行ったことがないが、毛無峠から眺めたことはある。バイクなどでアプローチできるのが選に漏れた理由だろうか。
黒川金山跡
とにかく沢登り」でも調査している金山跡。武田の隠し金山の一つとも言われ、近くにはいわれのあるおいらん淵もある。これもわりにアプローチしやすい点が選に漏れた理由だろうか。

 この21世紀に国内に秘境などないとも思えてしまうが、これだけ秘境が残されているというのは何かほっとする。何事にも余裕をもたせるように、無意識にも意味があるように、まだ人間に知り尽くされていない部分があるのはいいことだと思う。


日本の秘境―人跡未踏?の秘境を訪ねる (別冊太陽)日本の秘境―人跡未踏?の秘境を訪ねる (別冊太陽)
(2002/04)
大内 尚樹

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  1. 2010/05/19(水) 23:49:30|
  2. 書評 - 山岳
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使用中のMacBookで交換したもの

100518macbook.jpg

↑現在使用中のMacBook(MA254J/A)。デスクトップは池の平小屋から見た剱岳

 MacBookのキーボードを交換したの関連。

 私の使っているMacBookは使って満4年になるが、あちこちだいぶ交換した。思い出すだけで5つの部品を交換した。

 購入時から取り替えていないものは

 くらいだろうか。バッテリー以外はいずれも素人には交換不可能だとおもう。

 交換したもののうちメモリ以外はすべて壊れたものであることを考えると、MacBookを酷使していたかあるいはMacが壊れやすいということになろう。キーボードは水でぬぐったのがよくなかったので私のせいだが。

 そろそろ買い替え時だろうか。

  1. 2010/05/19(水) 00:21:20|
  2. コンピュータ
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新宿小滝橋通り「九州ラーメン旨笑」

 少々時間が遡るが、新宿で食べたラーメンの話。

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↑九州ラーメン 旨笑

100515kuroki2.jpg

↑ラーメン

 大ガードから小滝橋通りに入ってすぐにあるラーメン屋。前は別の店だった気がする。

 とんこつの九州ラーメンだが、表面には油が乗っていて湯気が立たない。麺は細めん。替え玉一個頼んで腹八分目。少々油がくどいかな。

  1. 2010/05/19(水) 00:10:23|
  2. ラーメン
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丸められた干し草

 霜の降りた花冷えの朝の続き。

 最近だいぶ暖かくなった。菜の花もすっかり花が散り、種ができ始めている。

100515nanohana.jpg

↑種ができ始めた菜の花

 手前の草地はムギ科の植物が刈られ、丸められていた。たぶん牧草なのだろう。

100518bokusou1.jpg

↑丸められた干し草、遠くから

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↑丸められた干し草、近くから

  1. 2010/05/18(火) 22:55:49|
  2. 通勤途上にある畑
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解体中の東京中央郵便局

 東京中央郵便局と東京駅の関連。

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↑解体中の東京中央郵便局

100508postoffice2.jpg

↑解体中の東京中央郵便局

 三菱一号館美術館開館記念展「マネとモダン・パリ」へ向かう途中、東京駅丸の内口を出ると派手に建物を壊しているのを見つけた。東京中央郵便局の建て替え工事だ。

 貴重な文化的遺産だから壊すなとか何とか前にさわいでいた気がするが、結果がわからず調べてみるとどうも下部の壁面だけ残すらしい(東京中央郵便局の再整備計画について[PDF]244KB)。

 重要文化財になると補修工事もおちおち行えなくなることを考えると、この辺が折衷案としてよいのかもしれない。

  1. 2010/05/18(火) 22:46:56|
  2. 東京
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三菱一号館美術館開館記念展「マネとモダン・パリ」

 三菱一号館美術館開館記念展「マネとモダン・パリ」を見に行った。

100518mitsubishi-museum1.jpg

↑三菱一号館美術館の外観

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↑三菱一号館美術館の入口

 マネは印象派に近い画風で、ポスターにも載っているベルト・モリゾを見て、行こうと思った。

 いくつかの作品を見て思ったのだが、先日国立新美術館に見に行った印象派のルノワールに比べて、なんとなく平面的な感じがした。描き込みが割に荒いというか。油絵だから当然といえば当然だが。

 平日の12:40ごろに訪れたのだが、入館待ちはなかったものの、中はけっこう混んでいた。また丸の内という立地は仕方ないが、館内が狭いので混雑を助長しているような気がした。

  1. 2010/05/18(火) 22:33:42|
  2. 東京
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MacBookのキーボードを交換した

 MacBookのCD-RW/DVDドライブをGSA-S10SAに換装したが、今度はキーボードが壊れたの続き。

100518macbook.jpg

↑USキーボードに取り替えたMacBook。デスクトップは池の平小屋から見た剱岳

 その後、何度か干してはケースにはめて電源を入れるを繰り返していたが、そのうちキーボードとロジックボードを結んでいるケーブルが破断した。

100518keyboard.jpg

↑何度かキーボードを開け閉めしていたらケーブルが切れた

 どうしようもないのでヤフオクでキーボードを購入。2,980円。安いのがUSキーボードしかなかったのでUSキーボードにした。付けてみたらうまく動いたのでこれを書いている。

 「英数」「かな」キーがなく、一発で英数⇔かなの切り替えができない、returnキーが小さくて押しづらい点を除けば何とか使えそうだ。

 つづき:MacBook USキーボードで英数キー・かなキーを使う

  1. 2010/05/18(火) 00:34:35|
  2. コンピュータ
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MacBookのCD-RW/DVDドライブをGSA-S10SAに換装したが、今度はキーボードが壊れた

 初代MacBookにCD-RW/DVDドライブUJ-867は接続できないMacBookのCD-RW/DVDドライブをUJ-867に換装しようとしたが失敗したの続き。

 その後、秋葉館で初代MacBookに合うDVDドライブを購入。ドライブにはHitachi-LG Data Storage inc. Multi DVD Rewriter Model: GSA-S10SAと書いてあった。

 で、換装してみた。

GSA-S10A_1.jpg

↑Hitachi-LG Data Storage inc.のMulti DVD Rewriter、GSA-S10SAを購入。

GSA-S10A_2.jpg

↑GSA-S10SAの裏側

100509setup.jpg

↑新しいDVDドライブを装着した状態

GSA-S10SA.png

↑システムプロファイラの表示

 起動して適当なCD(Photoshop5.0 LE)を入れると認識した。DVDドライブの換装は成功だ。しかし、合わせてキーボードの汚れを水で拭き取ったのがよくなかったようで、初めの何回かは起動するものの、キーボードとトラックパッドが操作できず、しばらく放ってから動かすと電源も入らなくなった。キーボードとマザーボードの接触には見た目では問題ないこと、電源のオンオフに変化があったことから、どこかが濡れているのだろうと判断して、とりあえず干してみた。

100509drying.jpg

↑乾燥中のキーボード。小皿にはネジが入っている。DVDドライブにはPhotoshop5.0 LEのCDが入ったまま。

 というわけでしばらくblogの更新は控えます。この書き込みはあまり使っていないNEC LL550/Kから。使っていないので使いにくい。ちょうどいい機会なので読書でも進めよう。

100509shoseki.jpg

↑積み上がった本

 つづき:MacBookのキーボードを交換した

  1. 2010/05/09(日) 22:18:51|
  2. コンピュータ
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分水嶺縦走、県境縦走、交点プロジェクトを行っている人たち

 一昔前の登山者は、山岳会に所属し、丹沢の沢を何本か登ったあと、ゲレンデを谷川岳に移し、ヒツゴー沢などを登り、そして一ノ倉沢の岩に取り付き、やがては冬季の滝谷や剱へ向かったという。これは新田次郎の小説を読んでいて私が抱いた印象なので必ずしも正しくはないかもしれない。

 そのような華やかないわば登山界の花形コースとは別に、ヤブ山という、えてして地味な分野があることもまた事実だ。

 ヤブ山は普通、藪を漕ぐことだけを目的として行くことは少ない。別の目的がありそれを達成するのにやむを得ず藪を漕ぐ場合が多い。そのいくつかを紹介しよう。


分水嶺縦走

 日本の分水嶺を歩くというもの。その全長は北海道から九州まで4,500km(山と渓谷,May, 2004, p. 183)に及ぶ。国内で考えうる最も長い縦走であり、本州だけでも2,797kmもの延長(細川舜司「日本の「分水嶺」をゆく―本州縦断二七九七キロ 単独初踏破の全記録」)がある。

 この縦走を行っている、あるいは行った人として下記の人たちがいる。

日本山岳会
2006年11月4日達成中央分水嶺踏査
細川舜司
2009年4月8日達成「日本の「分水嶺」をゆく―本州縦断二七九七キロ 単独初踏破の全記録」
執行一利
八甲田山~野坂山地,山と渓谷,May, 2004, p. 200
重廣恒夫
日本山岳会中央分水嶺踏査関西支部asics四国の分水嶺など
2006年5月4日にぶどう峠で会った人
猪苗代湖から諏訪湖まで

そのほか。

福田忠
分水嶺ひとりある記,分水嶺を線でつなぐのではなく、分水嶺の主要な山に登っている
堀公俊
日本の分水嶺―地図で旅する列島縦断6000キロを著作

(敬称略)


県境縦走

 都道府県の境を縦走するもの。日本の分水嶺に比べると規模が小さく取り付きやすい。私が行っているのも関東の県境縦走である。

 県境縦走を行っている人として以下の人びとがあげられる。

執行一利
1985年6月関東外県境達成山と渓谷,Dec, 1985, スペシャル・クロニクル
上野信弥
1994年8月26日関東外県境達成関東ぐるり一周山歩き)、2004年12月19日内県境達成山と渓谷,June, 2005, p. 193
池原等
富山県境縦走、とやま県境踏破 無雪期
酒田勤労者山岳会
山形県境縦走、酒田勤労者山岳会 県境縦走 - Google 検索
山が一番
群馬県境縦走,県境踏破シリーズ
太田山岳会
群馬県境縦走,「県境」の検索結果 - 太田山岳会
Akiko
群馬県境縦走,私の山日記 - あきこの徒然日記

(敬称略)

 県境縦走は地域に応じた県境を歩けるので他にも多くの人が行っているが、ここでは割愛した。


交点プロジェクト

 交点プロジェクトとは緯線・経線の交差する場所をGPSを頼りに到達するもの。海外で始まったthe Degree Confluence Projectというプロジェクトが発端。単に地球を座標で示したもののため、山頂でも谷でもないところが多い。分水嶺縦走と県境縦走が線的に稜線をたどるのに対して、交点プロジェクトは1点を目指して歩く。

 GPSが登場してからの新たな山の楽しみ方であり、すでに日本の陸上にある56の交点はすべて到達されている。北海道については日高三股氏が主だったところを到達しており、プロジェクトについても述べられている。


日本の「分水嶺」をゆく―本州縦断二七九七キロ 単独初踏破の全記録日本の「分水嶺」をゆく―本州縦断二七九七キロ 単独初踏破の全記録
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細川 舜司

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  • 日本縦断分水嶺歩き みさやま山の会

    06arigamine_007.jpg

    御巣鷹山近くの三国山で見た「日本縦断分水嶺歩き 御射山山の会」の金属板

     細川舜司「日本の「分水嶺」をゆく―本州縦断二七九七キロ 単独初踏破の全記録」を読んで。

     私の趣味の一つである関東県境縦走だが、金属板に「NIPPON ZYUDAN BUNSUIRE ARUKI MISAYAMA A.C」という文字が打ち付けられた小さな看板を見かけることがあった。御巣鷹山近くの三国山田口峠~荒船山間の1264.7m三角点峰の南の2箇所で見かけている。

     以前はGoogleで「MISAYAMA 分水嶺」をキーワードに探しても見つからずどんな山岳会か、達成できたのか不明であった。

     今回、細川舜司「日本の「分水嶺」をゆく―本州縦断二七九七キロ 単独初踏破の全記録」に少しコメントがあった。

     ソトバ峠から500mほど登ったソトバ山(806m)の頂上に、これまで私が何度も目にした8.5 × 4 cmのステンレス板を見つけた。それには「NIPPON ZYUDAN BUNSUIRE ARUKI MISAYAMA A.C」と記されていた。これは、後で調べてみると、「日本分水嶺縦走 御射山山の会」ということが判明した。京都の山の会によるものだった。この表示板を私が最後に見たのは鳥取・岡山県境東部のあるピーク(1202m)で、それから西は皆無だった。最後のステンレス板から西には猛烈な笹薮が多く出てきたが、見られなくなった要因はこの笹薮だろうと私は想像している。

    細川舜司「日本の「分水嶺」をゆく―本州縦断二七九七キロ 単独初踏破の全記録」pp.227-228

     確かに「京都みさやま山の会」でGoogle検索するといくつかのサイトがヒットする。どうやらこの会が分水嶺縦走を行っていたようだ。しかし分水嶺の記事はヒットせず、上の細川さんの記述からすると途中で断念してしまったのだろう。私も四阿山や谷川岳のあたりを歩いているが、このあたりでは金属板を見たことがない。

     それでも上野信弥さんも日本横断をしているときに刺激となった小さな標識上野信弥「関東ぐるり一周山歩き」p.50)と書いているし、分水嶺の山を歩く人にとっては力強い応援になっている。

    関東ぐるり一周山歩き―山を越え川を渡り海岸線を歩いた1500km関東ぐるり一周山歩き―山を越え川を渡り海岸線を歩いた1500km
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    1. 2010/05/09(日) 13:27:31|
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    細川舜司「日本の「分水嶺」をゆく―本州縦断二七九七キロ 単独初踏破の全記録」

     長年の目標踏破 本州分水嶺、全長2700キロの関連。

     細川舜司「日本の「分水嶺」をゆく―本州縦断二七九七キロ 単独初踏破の全記録」を読み終えた。

     本州の分水嶺を踏破した細川さんがそれを本にまとめるという話は記事で読んでいたので、いつごろ出るだろうかと思っていたら、今年のはじめくらいに神保町の石井スポーツに並んでいたので購入した。

     本書は分水嶺縦走全区間の記録を述べるのではなく、印象に残ったところ、ヤブや雪崩に行く手を阻まれ苦労したところをエッセイ風にまとめてある。関東では荒海山周辺部、尾瀬・至仏山北部、三国山北部(御巣鷹山付近)の3箇所を取り上げている。あまりに延長が長いため印象の薄い箇所は割愛しているのだろう。

     また著者の趣味の一つである高木探査から、オオシラビソやダケカンバといった高山の樹木に文明批判をしてもらうユニークなコラムを設けてある。

     感想としては以下のとおり。

    日本の「分水嶺」をゆく―本州縦断二七九七キロ 単独初踏破の全記録日本の「分水嶺」をゆく―本州縦断二七九七キロ 単独初踏破の全記録
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    1. 2010/05/09(日) 13:07:10|
    2. 書評 - 山岳
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    蔵前揖取稲荷神社の砂絵 富士山

     蔵前揖取稲荷神社の砂絵 雪だるまの関連。

    100507kajitori.jpg

    ↑富士山の砂絵

     蔵前揖取稲荷神社の砂絵が富士山に変わっていた。この前はヨットや鯉のぼりを見た気がする。

     浅草線蔵前駅も近く、蔵前工業高校の生徒などがよく通るので見る人は多いと思う。

     作っている人もなかなか評価を得にくいと思うが、ささやかながら応援してみている。


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    1. 2010/05/07(金) 20:00:36|
    2. 東京
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    東京スカイツリーてっぺんのアンテナ用鉄塔の引き上げ方

     今日、ニュースを見ていたら東京スカイツリーの紹介をやっていた。

     その中でてっぺんのアンテナ用鉄塔の引き上げ方の疑問に答えていた。

     最後の工程ではクレーンは使えないだろうから、富士山測候所のレーダードームのようにヘリで下ろすのではないか、と私は考えていた。

     しかし実際はリフトアップ工法という工法で、塔の内部でセグメントを組み立て、組みあがったら一気に引き上げるそうだ。

     確かに富士山と違って、万が一アンテナ用鉄塔が落下した場合、周辺住民への被害は甚大なものになるからリフトアップできるならその方がいいだろう。でも自身の最高点より高いところにものを持ち上げることはクレーンではできないので圧入機みたいなジャッキで持ち上げるのだろうか。


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    1. 2010/05/06(木) 00:00:47|
    2. 科学全般
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    東谷山尾根と早月尾根で見かけたイワウチワ

     黒部横断~剱岳に行ってきたの関連。

     五竜岳からの東谷山尾根の下りと剱岳からの早月尾根の下りで知らない花がたくさん咲いていた。

     イワカガミに似た花で、母に聞くとイワウチワというらしい。

    10kurobe_540.jpg

    ↑早月尾根松尾平の下で見かけたイワウチワ

    10kurobe_156.jpg

    ↑東谷山尾根下部で見かけたイワウチワ

    10kurobe_546.jpg

    ↑早月尾根松尾平の下にカタクリも咲いていた

     今回の山行はほとんど雪に覆われていたが、イワウチワ、カタクリ、フキノトウを見ることができた。

    2010年春 - 黒部横断~剱岳
    http://nakayamayu.web.fc2.com/record/2010/10kurobe/
    1. 2010/05/05(水) 23:40:51|
    2. 登山
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    黒部横断~剱岳に行ってきた

    10kurobe_485.jpg

    ↑剱岳山頂にて歩いてきた五竜岳を背景に

     黒部川を横断し、剱岳に登ってきた。

     ルートは白馬五竜スキー場…五竜岳…東谷山尾根…仙人ダム…雲切尾根…池ノ平山…三ノ窓…剱岳本峰…早月尾根…馬場島である。

     天気はよく、雪も多かったため快調に進み、5泊6日で行程をこなせた。

     ご覧の通り、眺めもよくよかった。

    2010年春 - 黒部横断~剱岳
    http://nakayamayu.web.fc2.com/record/2010/10kurobe/
    1. 2010/05/04(火) 23:37:54|
    2. 登ってきた
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