島ノ中ニ有リblog

島の生活とか、登山とか、Macとか、日記とか

コンパスというオンラインの登山届提出サービスがガラケーには使いにくい

 コンパスというオンラインの登山届提出サービスを使ってみた。

 山行の日にちや経由地など与えられた項目を入力すると登山届けとして提出できるサービスのようだ。項目はさほど細かくなく、無線機や保険加入の有無について講釈を垂れることもない。また、本人が下山通知を行うことで下山とし、下山通知がない場合、緊急連絡者に連絡がいくというシステムになっている。

 しかし、思った以上に使い勝手が悪く、一度作った登山届けを取り下げた。

170720compass.png

↑コンパスの入力画面

 フューチャーフォンの携帯をお持ちの方はメール受信アドレスを携帯電話に設定してください。

コンパス~山と自然ネットワーク~ | 使い方

 使い方には以上のように描かれている。私はフューチャーフォンを使っているので、フューチャーフォンで下山通知を行いたい。しかし、登山届の入力はMacでgmailのアドレスを使って行いたい。設定項目をいくつかみたが、「メール受信アドレス」の記入欄が見つからず、替わりにログインメールアドレスを記入する欄があるだけだ。フューチャーフォンから登山届の記入を行うのは面倒なので取り下げた。

 今はフューチャーフォンは少数派なので需要もないのだろう。従前通りの紙の登山届の方がしっくりくるので上高地で提出しよう。

  1. 2017/08/17(木) 00:06:00|
  2. 登山
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

登山における事故対策と震災対策の相似

 だいぶ前の話だが、ある大学の雪崩事故報告会を聞いてきた。

 現役部員はとりあえず年度内は対策を含めた報告書の作成に専念し、登山を行わないということであった。顧問の先生からは「危ないから登山を行わない、というのでは登山で得られてきたものもこれから得られるものもなくしてしまう」と部の存続の意見を聞けたので少しホッとした。某大ワンゲルのように解散する、というのは登山を志向する学生の選択肢を1つ消してしまう訳でなんとももったいない。とはいえ、どのように部を運営するかあるいは運営しないかは実際に活動する現役の一存で決めるべきものだし、ただOBの私が部がなくなることの郷愁に浸っているだけかもしれない。

 OBからはいくつか意見が出ていたが、web上で雪崩について「非常に危険な状態」と指摘していたにもかかわらず、なぜ登山を行なったのか、という問いがあった。回答として、それがスキーヤー向けの情報であり参照していなかったこと、別の情報では「注意して行動せよ」という指摘だったことが挙げられた。

 この指摘は原因究明に向けて大いに役立つと思う。しかし、一方で粗探しをするように細かな失敗をもって原因とし、同じ行動を避けるだけというのは登山の本質から目を背けていると思う。なぜならば登山は常に危険と隣り合わせであり、どんな実力や装備を持ってしても事故の可能性を排除することはできないからだ。これは著名なクライマーでも山で死んだ人がいることでも分かるし、岩崎元郎氏も同じことを指摘している

 山を知ることに、「もう十分」ということはない。相手は自然なのだ。どんなに経験を積んだベテラン登山者でも、ひとたび山に入れば100パーセント安全だという保証はどこにもない。

岩崎元郎.登山不適格者.P.28. 日本放送出版協会.2003.

 事故そのものは完全に避けることのできないものと認識した上で、事故発生の可能性を限りなく低くし、事故が起こった場合でも最小限の被害に抑えることを念頭に置いた対策をすべきだと思う。ちょうど片田先生が提言する震災時の避難三原則が通用するように感じる。

  1. 想定にとらわれるな
  2. その状況下で最善を尽くせ
  3. 率先避難者たれ

 これをもって対策とするにはあまりに理念に偏っているのは承知である。しかし、天気予報などの想定にとらわれず、その状況下で最善を尽くし、事故後にパーティーを率いて脱出すると読み替えれば十分に通じるのではないかと思う。

  1. 2017/05/18(木) 19:57:41|
  2. 登山
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ボルダリングのワールドカップ2016の大会の映像を見た

 スポーツクライミング ワールドカップ2016 ボルダリング ミュンヘン大会 男子ボルダリング決勝を見た。楢崎智亜選手が優勝した試合である。

 私はあんまりスポーツ観戦をしないが、登れるか登れないかのごくシンプルなスポーツだけに没頭して見た。平山ユージ氏が解説するようにまさに忍者のような動きであった。ほとんどすべすべのホールドに手や足をかけて登っていく様子を見ると壁が外傾しているとは思えない。あれだけ登れると面白いだろうなと思う。

 4つの課題、4分の持ち時間、完登/トライ数/ボーナス/トライ数による順位づけなどルールを知ることができたのも良かった。

  1. 2017/05/07(日) 22:32:47|
  2. 登山
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

スイス人登山家ウーリー・ステックが亡くなった

 スイス人登山家ウーリー・ステックが亡くなったそうだ。

 ウーリー・ステック氏(登山家)世界最高峰エベレストを登山中に滑落し、4月30日に死去、40歳。ネパール当局者が明らかにした。

 常人離れした速さで登頂することから「スイス・マシン」とも呼ばれていた。2008年にヒマラヤの難所アンナプルナ南壁で遭難した登山家の救助に向かった一人で、後に映画化された。(ニューデリー=共同)

ウーリー・ステック氏が死去 登山家  :日本経済新聞

 アイガー北壁を2時間47分で登った動画を見たときはあまりに驚異的な速さで、まるでこの人だけかかっている重力の向きが違うんじゃないかと思うくらいであった。あれだけ速く登れるならロープワークは不要だし、軽量化の対象だろう。

 そんな天狗みたいな人が亡くなったと聞いて驚いた。具体的な状況の報道がないが、雪崩や雪屁など避けるのが困難な状況で滑落したのだろうか。単に急なところで落ちたとは思えない。40歳というのも意外であった。あれだけのスピードを出せるのは20代くらいだろうと思っていた。どんなベテラン登山者でも絶対に安全とは言えないと改めて感じるできごとであった。

  1. 2017/05/02(火) 23:46:01|
  2. 登山
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

称名廊下を突破したという記事

 称名廊下を突破したという記事が山と渓谷に載っていた。

170317shoumyourouka.jpg

↑該当の記事

 あまりにひっそりと成し遂げられたが、その偉業は日本の登山界に衝撃を与えた。長らく難攻不落を誇り、国内最後にして最大の課題といわれた称名川下ノ廊下。13年、3分割してそのゴルジュを解明した大西さんが16年10月、称名滝から立山源頭までを1本のラインとしてつなげた。

究極の渓谷登攀 称名川本流完全遡行の大西良治さんに聞く,山と渓谷2017年1月号P.216

 大内尚樹編「日本の秘境―人跡未踏?の秘境を訪ねる」でも取り上げたが、V字に切れ込んだ昼なお暗い谷は写真を見る限り両足で立つ場所は見当たらない。人間はおろかいかなる動物も通過することなど不可能に見える。

 しかし称名滝から浄土山まで13日間かけて単独で抜けたというから驚きである。登攀具は50mロープ、カム、ピトン。ピトンは全て回収し、ボルトは一切使用していないという。「下ノ廊下は登攀技術がカギですか」という問いに大西氏は以下のように答えている。

 クライミング技術でいえば、難しいところで5.11台程度かなと。12、13台が登れれば十分じゃないですかね。下ノ廊下の難しさはむしろメンタルです。晴れていても谷には日が差さず、強風、極寒。まずその過酷な環境に耐えられないと。それから、水際のトラバースは落ちられないし、ゴルジュは雨が降れば増水して閉じ込められてしまう。200mの側壁は高巻きもできない。

究極の渓谷登攀 称名川本流完全遡行の大西良治さんに聞く,山と渓谷2017年1月号P.216

 メンタルがカギであることを訴えている一方で大西氏は単独行で遡行し、沢中で2日停滞もしている。相当にメンタルが強い人だと思う。私は単独行で停滞したこともないし、停滞を要するような登山はパーティーで登っている。まさに驚異的な記録だと思う。

  1. 2017/03/18(土) 00:00:29|
  2. 登山
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

映画「MERU」

 映画「MERU」を見てきた。

170121meru.jpg

↑MERUポスター

ヒマラヤ山脈メルー中央峰にそびえる岩壁“シャークスフィン”。

この難攻不落の直登ダイレクトルートに挑んで敗れた3人の一流クライマーたちが、

過去や葛藤を乗り越え、再び過酷な大自然に立ち向かっていく姿を描いた、

壮大なスケールの山岳ヒューマン・ドキュメンタリー。

映画『MERU/メルー』公式サイト INTRODUCTION

 コンラッド・アンカー、ジミー・チン、レナン・オズタークの3人が2度のアタックの末、未踏峰シャークスフィンを登りきる話。

 シャークスフィンは雪壁、岩壁、そして登頂に何日も要するビッグウォールと3要素それぞれが極度に困難な山であり、映画「クライマー パタゴニアの彼方へ」のセロ・トーレにも似ている。1回目の挑戦では7日間の予定が20日間に伸びる。4日間の嵐をやり過ごし、グラノーラなどのわずかな食料を食いつないで挑戦したものの、頂上直下150mの場所でコンラッドが「到達不能だ」と言葉を残し退却している。テント内で小さなチーズを焦がして食べるようすを撮影していてみんな空腹にもかかわらず楽しそうだった。

 1回目の挑戦の後、レナン・オズタークの大けがをはじめとして3人が葛藤するが、再度挑戦に至る。無事山頂に着いたのを見て私もホッとした。

 アイゼンの前爪しかかからない雪壁、クラックのない岩、宙ぶらりんのテント、5000mを超える高度、氷点下30度近い気温など、限りない困難だが、不思議と絶望感はない。カメラを回しているときは余裕のあるとき、ということもあるのだろうが、3人とも死のリスクとのギリギリの駆け引きを楽しんでいるようにも見えた。

 登っている様子やルートの見える映像は思ったより少ないように感じた。もっと登攀の映像が見たかったが、それだけ困難極まる壁での撮影だったということだろう。

 ちょくちょくタイムラプス撮影のシャークスフィンが写っていて、雲の流れる様子や星空を背景にした映像が美しかった。私もタイムラプス撮影をしてみたいと思った。

  1. 2017/02/19(日) 21:53:05|
  2. 登山
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

日本雪崩ネットワークという組織

 日本雪崩ネットワークという組織があることを知った。

161205nadare.png

↑日本雪崩ネットワークのHP

 日本雪崩ネットワーク(JAN:Japan Avalanche Network)とは、冬季レクリエーションの雪崩安全に係わる非営利の専門団体です。雪崩教育・雪崩情報・雪崩事故調査・雪崩関連リソースの提供を4つの柱に活動しています。会員は、山岳ガイドやスキーパトロール、救助隊員など現場プロや雪崩研究者あるいは訓練を受けた一般山岳利用者など幅広い人材で構成されています。

日本雪崩ネットワークとは|日本雪崩ネットワーク

 という組織で単なる雪崩の研究だけでなく、事故調査や教育を行なっているようだ。国土の半分が豪雪地帯に指定される日本では雪崩は少しでも軽減すべき災害の一つである。登山者やスキーヤーに対してもエリアごとの警告を発しているのでありがたいことである。

  1. 2017/02/08(水) 07:04:36|
  2. 登山
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

松本駅から槍ヶ岳が見える

 松本からは槍ヶ岳が見えるようだ。

170128matsumoto_40.jpg

↑松本駅にあった山座同定の看板。槍ヶ岳が銘板に載っている。

170128matsumoto_42.jpg

↑常念岳の左肩に穂先だけ見える槍ヶ岳

 松本駅にあった山座同定の看板に槍ヶ岳が載っていた。絵では申し訳程度に書かれており、写真でもやっぱり申し訳程度に写っていた。確かにこの形は槍ヶ岳の穂先らしい。常念山脈で覆い隠されてしまいそうだが、槍ヶ岳が見えるのは意外である。

  1. 2017/01/30(月) 01:03:09|
  2. 登山
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

西丹沢帰りのバスの温泉探し

「山北町健康福祉センター さくらの湯」という温泉がよさそうだ。

 畦ヶ丸山の帰り、温泉に入るために小田急線を鶴巻温泉駅で降りて鶴巻温泉に入って解散した。鶴巻温泉は悪くはないのだが、途中下車の必要があり、入浴料も2時間1,000円と高い。

 西丹沢自然教室から新松田までのバスに乗車した際、JR御殿場線山北駅前のバス停に停まった。そのとき温泉を案内する看板を車窓から見つけた。調べていなかったので途中下車せず新松田まで乗り続けたが気になっていた。

 調べると「山北町健康福祉センター さくらの湯」という温泉のようだ。

 2時間400円と安く、駅前にあるので西丹沢から下山した際はよさそうだ。今度寄ってみたい。2駅隣の駿河小山にも低廉な温泉があったが、温泉が多いのは箱根に近いからだろうか。

  1. 2017/01/18(水) 00:23:26|
  2. 登山
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

100円ショップの旅行用化粧品入れを調味料入れに流用してみた

 100円ショップで売っていた旅行用化粧品入れを登山の調味料入れに使ってみた。

170110bottle1.jpg

↑化粧品用詰め替え容器

170110bottle2.jpg

↑油を50ml入れてみた

 登山ではごく少量の調味料を持っていくことがあり、詰め物に困る。袋だと小さいものは持っていないし、ふりかけるときに不便である。

 100円ショップに化粧品用の詰め替え容器を見つけてこれを使ってみることにした。安いし、軽いし、とりあえずは液漏れもない。劣化はするだろうから時々容器を取り替える必要はあると思うが、便利である。

  1. 2017/01/16(月) 23:58:36|
  2. 登山
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ