島ノ中ニ有リblog

島の生活とか、登山とか、Macとか、日記とか

新橋駅にかけている大屋根

 新橋駅に大屋根をかけていた。

170517shimbashi.jpg

↑烏森口から見た新橋駅の大屋根

 遠目にもう1層上に線路を引くのかなと思うくらい大きな屋根が列車からはみ出すくらいに乗っかっていた。

 上野東京ラインの開業により更なる乗降客の増加が見込まれるため、バリアフリー化・コンコースの整備・耐震補強に加え、老朽化した旅客上家を大屋根に建て替える工事を平成22年より実施してきました。

JR新橋駅 大屋根スライド工事|巴コーポレーション

 あまりにも大きいのでどうやって搬入しているのか気になる。大きなトレーラーで持ってきて吊るのだろうか。終電から始電までの短い時間で施工するのは大変そうだ。

  1. 2017/05/19(金) 21:37:18|
  2. 土木技術
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

災害により2000名以上もの死者が出たヴァイオントダム

 災害により2000名以上もの死者が出たダムがあるそうだ。

 ヴァイオントダム(イタリア語: Diga del Vajont)は、イタリア北東部を流れるピアーヴェ川の支川・ヴァイオント川に建設されたダム。1960年に竣工したが、1963年10月9日に犠牲者2000名以上を出す地すべり・溢水災害を引き起こし、放棄された。

バイオントダム - Wikipedia

 豪雨によりダムの上流で地滑りが発生し、溢水が下流の集落に降り注ぐ災害が起こったそうだ。

 写真を見るだけで急な岩壁に挟まれた箇所に作られたダムだとわかる。驚くのはこんなダムの下に平地があって集落があるということである。延々と渓谷が続く黒部川でも宇奈月ダムの下流はまだ谷あいだし、扇状地に出る直前に堰堤があるが堰堤の上流はこれほど狭まった渓谷ではない。

 資機材の搬入はしやすそうだが、よくこんなところにダムを作る気になったと思う。

  1. 2017/03/10(金) 00:01:33|
  2. 土木技術
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

土木業界でしか通じないことば「モルタル詰めて埋め殺し」

 職場でしか通じない変わった業界用語という記事が興味深い。

 また、「子は片っ端から殺したんですけどまだしぶとくて親から殺しますねー」という物騒な文言も飛び出した。このコメントはIT系の方が投稿している。

 システム界隈では「ツリー構造」というデータの整理方法がある。この方法では、元の要素を親、派生した要素を子と呼ぶ。さらに、制御不能になったシステムをkillコマンドで強制終了させることを「殺す」と言うのも業界ならではの表現だ。どうやらこの2つが組み合わさり、先の発言が生まれたらしい。いずれも音だけ聞けば耳を疑うが、改めて文字を読むとほっとする。

職場でしか通じない変わった業界用語 「課長、抱いてください」「子は片っ端から殺した」 | ニコニコニュース

 確かに「killする」というより「殺す」と呼んだ方が発音しやすい。「殺す」という言葉は土木業界でも使う。

 この埋設管は死に管なので、モルタル詰めて埋め殺ししますね。

 という感じ。一般の言葉に訳せば「この埋設管は使っていない菅なので、内部にモルタルを充填して撤去せずに埋めたままにしますね」という意。モルタルを充填するのは管の損傷による陥没を防ぐためである。字面を見るとヤクザみたいな物騒な言葉だと改めて感じるが、土木業界でも一般的であると思う。

  1. 2017/03/03(金) 00:07:08|
  2. 土木技術
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

製造途中のヒューム管

 ヒューム管が製造されている過程を初めて見た。

170122kannagawa_109.jpg

↑工場の敷地に並ぶヒューム管

170122kannagawa_110.jpg

↑型枠に入ったヒューム管

 神流川沿いを歩いたとき、東京コンクリート工業という会社の工場の横を通った。そこには様々なサイズのヒューム管が置いてあった。ヒューム管は円柱状の型枠にコンクリートを流し込み、型枠を回転させて遠心力で作ると聞いたが、確かに型枠は外側にしかなかった。内型枠を使うと内型枠を解体できず作れないからだろう。発明したヒューム兄弟は賢いと思う。

 ブンブン回転しているところを見てみたいが、どうやってコンクリートを入れて養生しているのだろう。

  1. 2017/02/06(月) 00:03:51|
  2. 土木技術
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

水資源機構の情報板に登場する「ダムマンガ」

 神流川沿いを歩いたとき、神流橋で水資源機構の情報板を見かけた。

170122kannagawa_076.jpg

↑神流橋西詰にあった水資源機構の情報板

170122kannagawa_075.jpg

↑ダムマンガのキャラクター

 1秒おきくらいに画面が変わっていたのだが、マンガっぽいイラストが表示されたのに驚いた。次の画面でマンガの名前が表示されたのでカメラで記録しておいた。「ダムマンガ」って安直すぎてマンガのタイトルには思えなかったが、調べたら「ダムマンガ」というタイトルのマンガがあった。

 ダムってどちらかという地味で一般の人の興味をひかないものだと思うが、漫画になるようなネタがあるのだろうか。でも「鉄子の旅」みたいなサブカルチャーをテーマにした漫画もあるからニッチな層でも売れたり、萌えから入る新規の客もいるのだろうか。

 水資源機構下久保ダムのwebサイトでは2015年7月24日付で「全国初!ダム防災用電光掲示板で、連載漫画のキャラクターが呼びかけます」と記事にしている。ダムとダムマンガの相性は当然良いのだろうが、役所にもノリのよい人がいたものだ。応用してダムと関係ないマンガのキャラクターを載せたって注目されそうだ。「あの花」と秩父の浦山ダムとか。

 インフラはあって当たり前、利用料金が安くて当たり前、供給が絶たれたり、料金が高いなんて論外、という認識になりがちだが、これからはインフラもうまくPRしていかないと、利用者の理解を得にくいだろうと思う。

  1. 2017/01/27(金) 00:06:52|
  2. 土木技術
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「鬼巾」と書かれたコンクリート杭

 神流湖沿いの道を歩いたときのこと。国道462号を離れて集落の生活道路を歩いていたら「鬼巾」と書かれたコンクリート杭を見かけた。

170122kannagawa_017.jpg

↑「鬼巾」のコンクリート杭

 なんか怖そうな名前の杭だなと思ったが、道路の官民境界付近に立っているところを見ると「旧鬼石町の幅杭」の意味のようだ。他にも国道沿いに「群巾」と書かれたコンクリート杭も見かけたが、これは「群馬県の幅杭」の意であろう。

「鬼」という文字が敷地境界にあると、なんだか鬼瓦や石敢當みたいに魔除けにも見える。

  1. 2017/01/26(木) 23:54:13|
  2. 土木技術
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

中央道上り線小仏トンネル手前で左側車線がなくなる不思議

 中央道で藤野PAから小仏トンネルに向かうとき不思議に思っていることがあった。

 3車線の真ん中を走っているのに、いつのまにか3車線の左端を走っていて、小仏トンネル手前で車線減少により真ん中の車列に入れてもらわなければならないのだ。私は車線変更が苦手だし、車線減少のレーンをずっと進んで車列に割り込みするのも好きではない。大概、車線の増減は左端で行われるので、3車線の真ん中を走っていても割り込みみたいな真似をしないで済むと思うのだが、不思議であった。

 それを先日人に話す機会があって、これが原因じゃないかと返事をもらった。

161217lane.gif

渋滞削減のため、中央自動車道の車線運用を変更します~下り線元八王子地区と上り線小仏TN手前~ | 2014年2月以前のニュースリリース | プレスルーム | 企業情報 | 高速道路・高速情報はNEXCO 中日本から引用

 この車線運用は、小仏トンネル手前の登坂車線区間において、登坂車線を走行車線に変更することにより、現在の「2車線+登坂車線」を「3車線」へと変更するものです。 始点側では、追越車線の右側に1車線が付加されて3車線となります。終点側では、3車線の左側の走行車線が減少して2車線となります。 この車線運用に変更することで、右側に車線が増えるため追越しが容易になり、交通量が多い場合に速度の遅い車両などによる交通密度の高い状態を解消させ、交通の流れを良くし、渋滞の発生を抑制します。

渋滞削減のため、中央自動車道の車線運用を変更します~下り線元八王子地区と上り線小仏TN手前~ | 2014年2月以前のニュースリリース | プレスルーム | 企業情報 | 高速道路・高速情報はNEXCO 中日本

 なるほど、私のように何も考えていない運転手は遅いし、あまり追い越しもしないので左端車線に誘導すれば渋滞を緩和できるという考えであった。速くて追い越しをよくする運転手は必然的に右側の追い越し車線を使うので、気づけば真ん中ないし右側車線にいるということだろうか。

 合理的だが、理屈がわかるまで気持ち悪いのでもっとポスターなどで周知してほしい。

  1. 2016/12/20(火) 00:03:23|
  2. 土木技術
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

叶山から秩父市街地を結ぶ秩父太平洋セメントベルトコンベヤー

 八ッ場ダムのダムカードのこだわり技術の欄に以下の記述があった。

 セメントの主な材料となる「石灰石」は、群馬県多野郡の叶山から採取しており、骨材、水、セメントと群馬県産のものを使用しています。

八ッ場ダム ダムカード Ver.0.1(2016.09)

 叶山って二子山の近くにある石灰石の採石場になっている山だよな、と国土地理院地図で確認してみた。その叶山は多野郡にあるので合っていたのだが、地図に気になる線が載っていた。

 叶山から東南東に向かって伸びる線がある。秩父太平洋セメントベルトコンベヤーと書かれた線は長く伸び、旧吉田町で地上に出てクランク状にまた東南東に伸びている。終着はどこかと思ったら秩父鉄道沿いの秩父太平洋セメント工場であった。

 当たり前といえば当たり前の帰結であるが、山岳トンネルとしては非常に長い。調べたら全部で23kmあるそうだ。

 14kmと8.6kmのベルトコンベヤ(通称KLT1、KLT2)を使用し、群馬県多野郡神流町~埼玉県秩父市までの約23km間を運搬しております。

秩父太平洋セメント株式会社 事業概要 叶山鉱山

 メンテナンスの必要があるだろうから断面は人の入るサイズなのだろう。ベルトコンベヤと通路を含めると幅2m、高さ2mくらいのかまぼこ型だろうか。小断面・長距離のトンネル掘削だとずり出し速度が掘進のクリティカルになりそうだなとか余計なことを考えてしまう。

 このベルトコンベヤのところどころ地上に出ている箇所を追っかけているページも見られ、ニッチなマニアもいるものだと驚いた。それにしても秩父太平洋セメントはこのトンネルをよく公の地図に載せたなと思う。

  1. 2016/11/30(水) 21:07:16|
  2. 土木技術
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

八ッ場ダム(建設中)のダムカード

 八ッ場ダムの工事を見学したとき、ダムカードをもらった。

161123damcard1.jpg

↑建設中の写真が載った八ッ場ダム(建設中)のダムカード

161123damcard2.jpg

↑裏には諸元の書かれたダムデータ

 ダムカードをもらったのは初めてだが、色々な情報が載っていて面白い。重力式コンクリートダムはわかるが、クレストラジアルゲート×4門とかコンジェット高圧ラジアルゲート×3門とか横文字になるとよく分からない。でも専門用語も書いておくことがマニア心をくすぐるのだろう。

 表にはダム工事の状況として「仮排水トンネル」「掘削」「コンクリート打設」「湛水試験」と4つの囲みがあり、「コンクリート打設」が赤くなっている。状況ごとにカードを作っているのだろうか。マニアが4回も訪れることを期待しているのだろうか。

  1. 2016/11/28(月) 00:08:29|
  2. 土木技術
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1

奥只見ダムとシルバーライン

 いたやのへぎそばと栃尾のあぶらげの関連。

 食い倒れ旅行の最初に奥只見ダムを訪れた。

161126niigata_07.jpg

↑重力式コンクリートダムの奥只見ダム

161126niigata_09.jpg

↑奥只見ダムの周辺はまだほとんど雪が積もっていなかった

 シルバーラインは通行可能だったが、奥只見ダムは観光としては営業終了しているようだった。お店もトイレも閉まり、当然ダムカードは配られていない。ダムへ行ってみても柵は取り外され、ゲートで作業していた人たちから「立ち入り禁止ですよ」と言われてしまった。「ヤッホー」などの奇声をあげていたので単によそへ行ってほしかったのかもしれない。

 奥只見ダムは堤高157mだそうで、先週行った八ッ場ダムの131mより高い。下流をのぞくと急な壁でメガネをずり落ちそうだった。見渡す限り山で周辺の地図を持って来れば山座同定できたのにと惜しんだ。

 シルバーラインを通ったのは初めてなのでトンネル続きの道は興味深かった。ダム建設のための道路だが、開放しているのは意外だ。奥只見ダムに住んでいる人はいないし、冬季にはほとんど来る人がいないだろう。道路として維持するコスト、トンネル老朽化による崩壊などのリスクに比べるとベネフィットはわずかである。誰でも通れるのはありがたいが、なぜ閉鎖管理しないのだろうか、と思った。

  1. 2016/11/27(日) 23:09:49|
  2. 土木技術
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ